通算22枚目のスタジオ・アルバム『ザ・クエスト』を10月1日(金)に発表するプログレッシヴ・ロック・バンド、
イエス(YES)が、新作からのファースト・トラック「ジ・アイス・ブリッジ」をリリース。ミュージック・ビデオを公開しています。
「ジ・アイス・ブリッジ」について、バンドのドラマーである
アラン・ホワイトが「この曲に参加できたことを極めて誇りに思っているし、映像も優れていると確信している。〈ジ・アイス・ブリッジ〉はたくさんの才能がコラボにより一つになることによって生まれた。ファンやオーディエンスが、今回公開したクリエイティヴィティの結果を楽しんでくれることを願っているよ。これを世界と共有できることを嬉しく思っているし、みなさんが作品の流れを楽しんでくれることを願っているんだ」と語ると、
スティーヴ・ハウ(g)は「〈ジ・アイス・ブリッジ〉はオーケストラに支えられ、Cマイナーというダークでムーディなキーでアルバムの幕を開ける。唸るベース・パートで曲の本編が始まると、ヴォーカルとギターが様々な構成を紆余曲折する旅が始まって、氷が割れる音が聞こえるブレイクダウンまで続くんだ」と楽曲を解説。
ジェフ・ダウンズ(key)とともにこの曲を書いた
ジョン・デイヴィソン(vo,g,key,perc)は「通常は各メンバーがそれぞれの担当パートを書くことを任されて、自分の個性をそこに入れるんだ。ジェフは自分が作った、エキサイティングで多くの場合ゴージャスでもある音の断片を送ってくれて、必要に応じて自由に発展させてくれと言ってくれた。そのおかげでヴォーカルを担う自信ができたよ。歌詞、ヴォーカルのメロディ、ハーモニー、ヴォーカルの見せ方、ユニークなフレージングの仕方……それでいて、ジェフの元々のアイデアに忠実であり続けるように努めたんだ」。ジェフは2012年にバンドに加わったジョンについて、「ジョンのヴォーカルは最高だよ」「彼はイエスのヴォーカリストとして、本当に真価を発揮するようになった。今回は一緒に曲を書くようになったし、他のミュージシャンと作業を共にするようになって成長したよ。今回のアルバムで豊かな土壌を掘り当てたと思うね」とその実力を絶賛しています。