1999年8月、エピックレコードより松尾潔のプロデュースによりデビューしたシンガー・ソングライター“
葛谷葉子”のニュー・ベスト・アルバム『MIDNIGHT DRIVIN'-KUZUYA YOKO MUSIC GREETINGS 1999〜2021-』が9月22日(水)に発売。
デビュー・シングル「
TRUE LIES」や3枚目のシングル「
サイドシート」等の楽曲がFMを中心に耳の肥えたリスナーの支持を集める傍ら、
CHEMISTRY、
倖田來未、
中島美嘉等に楽曲を提供する作家活動も行い、2007年には
BoA「Love Letter」(作曲)で日本レコード大賞金賞を受賞した葛谷は、近年は作家活動に専念していましたが、今回11年ぶりに新曲2曲入りのニュー・ベスト・アルバムをリリースし、自身の活動を再開。
アルバムは新曲2曲に加え2枚のオリジナル・アルバムから厳選した12曲を最新のリマスターで収録。新曲「midnight drivin'」はサウンド・プロデューサーにアジアをはじめ、海外のアーティストも多く手がけているURUを迎えて制作した軽快なR&Bで、日本でも人気のあるインドネシアのシティ・ポップ・バンド、
イックバルの中心人物、Muhammad Iqbalがギターで参加しています。もう1つの新曲「Honey」と共に2021年最新の葛谷葉子が堪能できるサウンドに仕上がっています。また、印象的なアルバム・カバーは新進イラストレーターのmateppeが起用されています。
[コメント]「GOLDEN☆BEST」から11年。またこうしてベストアルバムをお届けできることを大変嬉しく思っております。今回はこれまでの楽曲に加え、「もう一度歌いたい」そんな思いが強くなるなかで、ずっと書き溜めてきた曲の中から、新曲2曲を新たに収録させていただきました。当時の初々しい歌声やメロディーとともに、20年経った今だからこそ生まれたこの曲たちも、また皆さんに長く愛されることを祈っております。――葛谷葉子音楽に呼ばれた女。
デビューしたとき、ぼくはそう呼んだ。
葛谷葉子をもう一度定義したい。
音楽にふたたび呼ばれた女。
この音楽は、残る。――松尾潔