6月に自身のキャリア原点となる「Catch Me」のオフィシャル・リエディットを含む
中山美穂の昭和グルーヴをキングレコードよりリリースした
Night Tempoが、早くも昭和グルーヴ第9弾『秋元薫 – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』を8月11日(水)にリリース。
今回取り上げる
秋元薫は、元
カシオペアの最強リズム隊で
ジンサクへと発展する
神保彰&
櫻井哲夫、そして
国分友里恵と共に
シャンバラ(SHAMBARA)を結成した女性シンガー。
松任谷由実のツアー参加歴もある秋元が1986年にInvitation / ビクターから発表した、唯一の自己名義の作品である傑作アーバン・ファンク・アルバム『
Cologne』から「Dress Down」「今日はひとりきり」の2曲をピックアップ。
「Dress Down」は、黒くてアーバンなプログラミング・リズムや厚塗りリバーブのサウンド・メイクの80'sジャパニーズ・ブギー・ファンクとして、発売当時以上に2010年代に入ってから国内外で評価が高まり、海外のフューチャー・ファンク系プロデューサー / DJらもピックアップ。Night Tempoも、インタビューで
松原みき「真夜中のドア/Stay with Me」以外にも海外で既にバズっているシティ・ポップ楽曲の一つとして挙げていたこの曲を、リエディットして公式リリースする運びとなり、原曲の良さを活かしつつ、ゴリゴリのフューチャー・ファンクへと昇華。本人曰く「このリエディットは海外で人気になります」と自信をのぞかせています。
もう一曲は、アルバム『Cologne』に収録されている、Night Tempoお気に入りのバラード「今日はひとりきり」。ビートを効かせたミディアム・テンポなナンバーへとリエディット、コンテンポラリー感が増したトラックへと変貌を遂げています。なお、アルバム『Cologne』をモチーフにした今回のジャケットも、一連の「昭和グルーヴ」シリーズを手掛ける韓国のイラストレーター、tree 13が手掛けています。
また、オリジナルの「Dress Down」の新たなリリック・ビデオを海外向けに公開、早くも20万回を超えるビュー数を記録。寄せられているコメントも英語やスペイン語ばかりと、海外からのリアクションが目立っている状況の中でリリースされるNight Tempoの公式リエディットは、更なる海外でのバズが期待されます。
■2021年8月11日(水)配信開始
Night Tempo
『秋元薫 – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』
[収録曲]
01. Dress Down (Night Tempo Showa Groove Mix)
02. 今日もひとりきり(Night Tempo Showa Groove Mix)