2020年にドイツの権威あるクラシック音楽賞「Opus Klassik」のソロ・レコーディング・オブ・ザ・イヤーを受賞したドイツのチェリスト、
ダニエル・ミュラー=ショット(Daniel Müller-Schott)が、4人の作曲家による作品を取り上げた新作『フランスの4つの情景 サン=サーンス、オネゲル、ラロ、フォーレ: チェロ協奏曲集』を9月10日(金)に発表します。
収録曲は、
サン=サーンスが1872年に書いたロマンティックな情緒あふれる名作「チェロ協奏曲第1番」とフレンチホルンのために作曲された「ロマンス 作品36」のチェロとオーケストラ版、「狂乱の時代」と呼ばれた1920年代の仏パリを感じさせる
オネゲルの「チェロ協奏曲」(1929年)、前述のサン=サーンスの協奏曲に触発されて書かれ「スペイン交響曲」に連なるスペイン的な雰囲気も感じられる
ラロの「チェロ協奏曲」(1877年)、
フォーレがオーケストラとチェロ用に編曲した物悲しい旋律がクライマックスに向けて盛り上がる「エレジー」。
アレクサンドル・ブロック指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団を迎え、2019年8月27〜30日に独ベルリン郊外のダーレムにあるイエス=キリスト教会で録音されました。