8月4日(水)に1st EP『
DAYBREAK 』をリリースしたばかりの
鞘師里保 が、8月9日(月・祝)に〈RIHO SAYASHI 1st LIVE 2021 DAYBREAK〉を東京・チームスマイル豊洲ピットにて開催し、約1500人を魅了しました。本公演は
モーニング娘。 卒業後、約5年半ぶりのライヴかつ、初のワンマン・ライヴとなります。
本公演“DAYBREAK”の意味は“夜明け”。活動再開を夜明けと表現しつつ、モーニング娘。へのリスペクトから“新しい朝”という意味も込められています。本公演は本来なら5月28日の鞘師の23歳の誕生日を祝う予定で準備を進めていましたが、新型コロナウィルス感染拡大防止に伴う緊急事態宣言を受け、延期。6月より細心の注意を払いながら楽曲制作を再開し、7月末よりリハーサルを進め、キャパシティ50%以内で無事に公演を開催することができました。
照明が暗転し、浮かび上がる一人のシルエット。「少し震える肩 硬く握る両手」豊洲ピットに響いたのは緊張感のある繊細な歌声。まるで今の気持ちを歌っているかのような「BUTAI」で公演は幕を開けました。
イレブンプレイ のダンサーMAYUとNAGISAとの3人のダンスのシンクロ率に圧倒されつつ、“THE 鞘師里保”を体感させられるダンス・ナンバーを披露。
1曲目を歌い切った鞘師の口から噛みしめるように出た言葉は「ただいま」の一言でした。バンドがシティ・ポップなBGMを奏でたあと、先行配信時にはトレンド入りして話題にもなった「Find Me Out」を披露。こんなにダンスがハマるシティ・ポップ曲がかつてあったでしょうか。そして、バウンシーなビートが特徴の「Simply Me」というダンス・ナンバーを披露。MCを挟んで、初の作詞曲となった「あの日約束したから」というバラード曲をしっとりと歌い上げました。
その後のVTRでは、「〈LAZER〉という曲で初めて振り付けに挑戦したが、踊るのと生み出すのは全然違って大変だった」という苦労を明かしました。そして最後には「この瞬間のために過ごしてきた生きてきた。その想いが発揮できるように、全員に届けられるように、このLIVEをそういう時間にしたい」と熱い眼差しで語りました。その流れのMC内で新たに発表されたのは、「2022年1月の1stツアーが開催されること」「来月9月にドキュメンタリー映画が上映されること」。1stツアーの会場として東京・中野サンプラザが発表されると、会場だけでなくSNSでも大きな反響があり、話題となりました。
「Puzzle」では歓声こそ出せないものの、オーディエンスが一斉に手を揺らし、会場は一体感が溢れました。会場のボルテージがマックスを迎える中、ラストの曲、鞘師の心の叫びを歌にした「LAZER」を途中涙をこらえながらエモーショナルに歌い上げました。本編のラストには会場を訪れたファン全員から「おかえり」と書かれたプラカードを掲げるサプライズが。突然のサプライズに、鞘師は「歌うことを辞めそうだったけど、ファンの皆さんの声が届き続けていたから少しずつ前を向けました」と涙を流しながら感謝の気持ちを語り、最高度の熱量の中感動的なフィナーレとなりました。最後に「またね!」と笑顔で締めくくり、ファンの熱い想いと共に盛り上がった本公演は、大盛況のうちに終幕しました。
VIDEO
VIDEO