2018年に
宇多田ヒカルをプロデューサーに迎え、アルバム『
分離派の夏』でメジャー・デビュー、現在は英ロンドン在住で、アーティストとして活動する傍ら、プロデューサー、作家としてもマルチに活躍する
小袋成彬。2019年12月にリリースされた2ndアルバム『Piercing』以来1年9ヵ月振りとなる新曲「Parallax」が、9月10日(金)より全国ロードショーとなる映画『ムーンライト・シャドウ』のコラボレーション・ソングに決定しています。
1988年刊行、世界30ヵ国以上で翻訳され、社会現象ともいえる大ヒットを博した
吉本ばなな著『キッチン』に収録される短編小説『ムーンライト・シャドウ』は、吉本ばなな自身も「初めて他人に見せることを前提に書いた思い出深い小説」と語る作品で、ファンの中では初期の名作との呼び声も高い作品。そんな吉本ばななの原点とも言える名作ラヴ・ストーリーが、33年の時を経て映画となって生まれ変わりました。映画化にあたり、主人公・さつきを今作が初の長編映画単独主演となる
小松菜奈、そしてさつきの恋人・等役を
宮沢氷魚が演じ、以前から原作のファンだったというマレーシア出身のエドモンド・ヨウ監督がメガフォンを取り、これからのアジアを牽引するフレッシュかつ実力あるキャスト・スタッフが集結した意欲作。そこに小袋成彬の研ぎ澄まされた感性による洗練されたミュージックが、今作のどこか日常から少し浮いているような世界観とマッチし、その美しくも儚いメロディが映像を彩ります。
8月13日(金)に60秒の予告動画が公開され、そこで新曲「Parallax」が視聴できます。なお今楽曲のリリースに関しては、未定。詳細は追って小袋成彬オフィシャル・サイトに掲載されるとのことです。
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