2017年の『÷(ディバイド)』に続く、シンボル・アルバム・シリーズ第4弾となる『=』は、自分自身の真実や思いを受け入れながら、親密なひとときやありふれた日常の瞬間をシームレスに捉えた、エド・シーランの作品のなかでも最も完成度が高く、新たな領域に挑み続けるアーティストとしての進化を示したものに。「The Joker And The Queen」(ザ・ジョーカー・アンド・ザ・クイーン)や「First Times」(ファースト・タイムズ)、「2 Step」(2ステップ)ではさまざまな愛の形を、「Visiting Hours」(ヴィジティング・アワーズ)では喪失を、「Stop The Rain」(ストップ・ザ・レイン)では回復力を、「Sandman」(サンドマン)や「Leave Your Life」(リーヴ・ユア・ライフ)では父親としての自覚を探求する一方で、冒頭曲の「Tides」(タイズ)では自分の現実とキャリアを見つめなおすなど、自身の人生に起きたさまざまなイベントをテーマに歌っています。
本作は、イギリスのサフォークやロンドン、スウェーデン、米ロサンゼルスと世界各地でレコーディングを実施。エド・シーラン自身のほか、2019年のアルバム『No.6 Collaborations Project』(No.6 コラボレーションズ・プロジェクト)を手掛けたFRED(フレッド・ギブソン)や『÷』を手掛けたジョニー・マクダイドがエグゼクティヴ・プロデューサーを務め、スティーブ・マック、ジョー・ルーベル、エイミー・ワッジ、フォイ・ヴァンス、エルヴィラ・アンデルフィヤルド、デヴィッド・ホッジス、アンドリュー・ワット、ルー・ベル、ナタリー・ヘンビー、ベン・クウェラーが追加で作曲やプロデュースを担当しています。シーランの兄で作曲家のマシューは、「First Times」「The Joker And The Queen」にて見事なストリングス・アレンジで貢献しています。
エド・シーランは、9月2日(木)にロンドンのO2 Shepherds Bush Empire(O2 シェパーズ・ブッシュ・エンパイア)にてデビュー・アルバム『+』の10周年を記念した親密なファンライヴを開催予定。なお、8月20日(金)18時30分よりオンエアされる『ミュージックステーション SUMMER FES』にも登場。日本のファンへ向けて、ヒット曲「Shape Of You」と新曲「Bad Habits」の2曲スペシャルメドレーを披露する予定です。