2021年4月から5月にかけて放送された、
松坂桃李主演のNHK土曜ドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』。名門大学の広報マンに降りかかる不祥事対応の数々をブラックな笑いとともに描くこの作品で、各シーンを盛り上げた
清水靖晃による音楽を収録する
オリジナル・サウンドトラックが9月8日(水)に発売されます。
右往左往する登場人物たちを天空から見守るように流れた
J.S. バッハの作品番号BWV645のピアノ・ソロ「Sleepers Awake」と、同曲にオリジナルの英語詞を載せ編曲演奏した「Sleepers Awake Now」をはじめ、壮大なファンファーレのイントロで幕を開ける「Makoto's Rhapsody」や、疾走感のなか不条理に翻弄される滑稽さをユーモラスなサウンドで聴かせる「今ここにある危機」、アルバムのために趣を変えたピアノ旋律ヴァージョンの「Lost Ring」などを収録。
清水はこのアルバムについて「所々にバッハの変奏を盛り込んで、ふっとその質感がドラマ全体に浮遊するように作曲しました。今回のサウンドトラックは“静”と“動”が激しく移り変わります」とコメントしています。