2005/07/11掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
先日開催されたライヴ・エイトでも貫禄のパフォーマンスを見せた
ポール・マッカートニーが、2001年の
『ドライヴィング・レイン』以来4年振りとなる新作を発表します。タイトルは『Chaos And Creation In The Backyard』。
ビートルズ解散後、20枚目のスタジオ・アルバムとなる新作は、
レディオヘッドや
トラヴィス、
ベックを手掛けたナイジェル・ゴドリッチとポールの共同プロデュース。「リリースを急ぐつもりはなかった」とポールが語っている通り、ロンドンとロスアンジェルスで2年にわたりレコーディングを行なっています。なんでも、ソロ・デビュー作
『ポール・マッカートニー』(写真/70年)のように、主要な楽器はすべてポールが演奏しており、原点回帰的な内容だとか。
アルバムには、アップテンポのピアノをフィーチャーした「Fine Line」、“「ブラックバード」(
『ザ・ビートルズ』収録曲)の娘 ”とポールが表現する「Jenny Wren」、昨年の欧州ツアーですでに披露されていた「Follow Me」など、13曲を収録。発売は9月12日に予定されています。国内盤の発売は決定次第お知らせします。なお、日本ではポールの近作6タイトルが東芝EMIの廉価版シリーズ
“ROCK YOU 1500”の一環として、8月3日に再リリース。聴きそびれていた方はこの機会にどうぞ。さらに、9月16日からは37ヵ所を廻るUSツアーをスタート。来日公演への期待も高まります。
●『Chaos And Creation In The Backyard』収録曲
※( )内は演奏時間
01. Fine Line(3:05)
02. How Kind Of You(4:47)
03. Jenny Wren(3:47)
04. At The Mercy(2:38)
05. Friends To Go(2:43)
06. English Tea(2:12)
07. Too Much Rain(3:24)
08. A Certain Softness(2:42)
09. Riding To Vanity Fair(5:07)
10. Follow Me(2:31)
11. Promise To You Girl(3:10)
12. This Never Happened Before(3:26)
13. Anyway(3:50)