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ヒュー・ジャックマン主演映画『レミニセンス』本編映像公開 名作『千と千尋の神隠し』オマージュ・シーンも

ヒュー・ジャックマン   2021/09/01 12:46掲載
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ヒュー・ジャックマン主演映画『レミニセンス』本編映像公開 名作『千と千尋の神隠し』オマージュ・シーンも
 『TENET テネット』に次ぐ、全世界渇望のハリウッドSFサスペンス超大作映画『レミニセンス』が、9月17日(金)より全国ロードショー。事件の真相を追う本編映像が公開され、更に山崎貴監督、伊藤智彦監督ら日本のトップクリエイター達の絶賛コメントが到着しています。

 時間を可視化し中毒者続出の社会現象を巻き起こした『TENET テネット』のクリストファー・ノーランには、最強のブレイン、もう一人の天才がいました。『ダークナイト』『インターステラー』の脚本を務めた弟ジョナサン・ノーランが製作。兄と極めた時間軸マジックをさらに進化させ、圧倒的な記憶世界を創り上げました。主演は『グレイテスト・ショーマン』『X-MEN』シリーズで、エンターテイメント界の最前線を駆け抜けてきたヒュー・ジャックマン。共演は、『グレイテスト・ショーマン』でヒューと共演したレベッカ・ファーガソン、『ウエストワールド』のタンディ・ニュートンら豪華キャストが集結。監督は『ゲーム・オブ・スローンズ』の視聴者数を抜き全米を騒然とさせた『ウエストワールド』のリサ・ジョイ。人の記憶に潜入(レミニセンス)し、記憶を360度の空間で再現。“膨大な記憶”ד再現される空間”による記憶のトリックにダマされる、未だかつてない新感覚体験をさせてくれるハリウッドSFサスペンス超大作となっています。

 この度、水に沈んだ街の中をヒュー・ジャックマン演じる記憶潜入“レミニセンス”エージェント・ニックが水上列車に乗って事件の鍵を握る謎の女性・メイ(レベッカ・ファーガソン)を追う、本編映像が公開されました。先日行なわれたLA生中継舞台挨拶&日本最速試写会に、リモートで登場したリサ・ジョイ監督が本編内に『千と千尋の神隠し』のオマージュ・シーンもあると明かしましたが、今回公開となったシーンがまさにそのシーン。『千と千尋の神隠し』では主人公・千尋が呪いを解くために“沼の底”へ向かう際に水上を走る電車に乗りますが、本作では主人公の記憶潜入“レミニセンス”エージェント・ニックがある事件のカギを握る失踪した謎の女性・メイを探すために列車に乗り込みます。水没した近未来の都市の海上を電車が走るという、美しく幻想的とも言えるこのシーン。メイはどこへ消えたのか、彼女の正体とは、果たして列車の向かう先でニックを待つものとは......?

 そして、同じく先日行なわれたLA生中継舞台挨拶&日本最速試写会に登壇した映画監督の山崎貴(『永遠の0』『アルキメデスの大戦』)や、アニメ『ソードアート・オンライン』シリーズなどで知られる伊藤智彦らトップクリエイターをはじめとした著名人たちから、映画の絶賛コメントが公開されています。SF映画としての壮大さへの絶賛はもちろんですが、その設定を最大限生かした衝撃のストーリーには多くの著名人が驚きと感動のコメントを寄せています。

[オピニオンコメント]
SFとは特殊な設定がつきものだ。そして、そのシチュエーションでしか語れない物語であるべきだが、なかなか難しい。
しかし、それを見事にやってのけた!あの最後の甘美なシーンが全てを呑み込んだ。誰にでも共感できる、映画でしか描けない感情がそこにあった。

――山崎貴(映画監督)

劇中世界に誘われる圧巻のファーストカット。その後に展開する静謐なフィルムノワールの傍には、まるで生命の有り方を問うように常に水が描かれていた。
主人公が下す決断の果てに映画冒頭を思い出してほしい。世界の見え方が変わる。

――伊藤智彦(アニメーション監督)

SFと聞いてたのにめっちゃハードボイルドだった。と思ったらめっちゃSFになって翻弄されてたら、最後のメッセージにまさかの涙。
おそらく先入観は捨てて、素直に映画に“潜入”するのが正解。

――石川慶(映画監督)

気象変動による海面上昇、それにともなう大戦、記憶の映像化……どれもありえないとはいえない世界で繰り広げられるフィルム・ノワール。
ド派手なSF設定と甘美なストーリーに酔いしれる。

――よしひろまさみち(映画ライター)

「記憶潜入」の斬新なSFサスペンスとして向き合ったら、意外や意外、エモーショナルな方向に心がざわめいた!
甘い記憶に囚われる人生。未来への覚悟を決める人生……。
悩み格闘するヒュー・ジャックマンに感情を持っていかれ、ミュージカルの隠れた名曲に酔いながら、観る人それぞれの生き方も問われる異色の後味!

――斉藤博昭(映画ライター)

『さらば愛しき女よ』や『ブレードランナー』の遺伝子を受け継ぐ正統派のハードボイルド。赤いドレスのファム・ファタルを演じたレベッカ・ファーガソンと、滅びの美を湛えたフロリダの情景に心奪われた。人々が過去に救いを求める時代設定が、コロナ禍の終わりが見えない今の気分と重なる。
――矢崎由紀子(映画評論家)

ハリソン・フォードの『ブレードランナー』、デカプリオの『インセプション』の次はヒュー・ジャックマンの『レミニセンス』!
世界観に驚き、謎ときにワクワクし、主人公の最後の選択に心が震えました!

――杉山すぴ豊(アメキャラ系ライター)

これは愛の映画。クリストファー・ノーラン監督作の屋台骨を支えてきた弟のジョナサン・ノーラン製作で、時間軸のギミックが冴えるノーラン作品の系譜にありつつも、特筆すべきは、リサ・ジョイ監督の溢れ出る母性が、ドラマに深みを与えた点だ。
先が見えない世の中で、愛する者を守り抜こうとする強い意志に、未来への希望を見た。

――山崎伸子(映画ライター)

水没都市に「入って」いく鳥肌もののOPで、完全に世界に「入った」。
他者の記憶に潜入し、追体験する行為は、観賞体験そのもの。
僕たちが映画に魅せられる“真実”が、全てそこにあった。

――SYO(映画ライター)

温暖化によって、やがて水没する運命にある近未来の探偵物語。正体不明のファム・ファタール、彼女を追う記憶を探る探偵、飲んだくれだが頼りになる相棒と魅力的なキャラクターが登場する。かつてのフィルム・ノワール的な要素をちりばめながら、その核心にあるのは男の愛の純情である。タフな男のやせ我慢を過去のものにした、女性監督ならではの視点が興味深い、ちょっと甘口だがほろ苦い、変化球のラブファンタジーだ。
――金澤誠(映画ライター)

CGとは思えない圧倒的な映像美と『GOT』『ウエストワールド』の音楽を手がけたラミン・ジャヴァディによる壮大な音楽に序盤から飲み込まれました。
SF映画好き、海外ドラマ好きの方にはたまらない作品だと思います。

――生武まり子(Billboard JAPAN)

SNS情報の軌跡を辿ることで、見知らぬ誰かの素性を知ることがある。それは情報の断片に過ぎないが、我々は己に都合の良い情報へと変換しがちだ。
そういう意味で、この映画における近未来的な“記憶の探訪”は、我々の身近に存在する情報への接し方とどこか似ている。

――松崎健夫(映画評論家)

ロジカルでミステリアスでロマンチック。クリストファー・ノーラン一派は、どうしてこんなに魅惑的な映画ばかり撮れるんだろう。
――神武団四郎(映画ライター)

人間の記憶とは、一編の長大な“映画”なのか。SFの姿を借りた、この甘美なフィルム・ノワールの“記憶”のなかに、いつまでも浸っていたい。
――小野寺系(映画評論家)

取り戻せない過去をひたすら後ろ向きに回想する、甘く危険な快楽を教えてくれる。
――柳下毅一郎(映画評論家)

切ないとも、悲しいとも違う、なんとも言えないラストシーン。近未来を舞台にした大きな世界で今作が問いかけるのは、愛と執着の境目、思い出にしがみつくのは健全なのかといった、普遍的な人間の事柄。あの感動のシーンにそれらがすべて凝縮されている。
――猿渡由紀(L.A.在住映画ジャーナリスト)

ハードボイルド小説を思わせるノワール映画と独創的な世界観のSF映画の要素のハイレベルな融合。ジョナサン・ノーラン、やはり恐るべし!!
――村松健太郎(映画文筆屋)


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『レミニセンス』
2021年9月17日(金)より全国公開
wwws.warnerbros.co.jp/reminiscence-movie/index.html
配給: ワーナー・ブラザース映画
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