今年85歳を迎えるピアニスト、
舘野泉が10月22日(金)に東京・上野 東京文化会館にてピアノ・リサイタル「彼のための音楽を彼が弾く―舘野泉にささげられた作品による」を開催します。
“左手のピアニスト”として活動する以前より、毎年のリサイタルプログラムではつねに新しい作品に挑戦してきた舘野泉は、今年のリサイタルで
吉松隆の名曲「アイノラ抒情曲集」「タピオラ幻景」や、今年で生誕90年を迎える、日本を代表する作曲家、
林光の唯一の左手作品「花の図鑑」のほか、現代フィンランドの巨匠作曲家
カレヴィ・アホの「静寂の渦」、京都出身の気鋭の作曲家、
平野一郎による13曲からなる「鬼の生活〜左手のピアノで綴る野帳(フィールドノオト)〜」といった2つの委嘱作品の初演を予定しています。
©その江