80年代原宿カルチャーの象徴ともなった50’sファッション・ショップCREAM SODAのカリスマ店員たちによって結成され、81年にデビューしたロカビリー・バンド“
ブラック・キャッツ”。その後、中心メンバーの夭逝(ギター・片桐孝: 享年27、ヴォーカル・高田誠一: 享年44)も重なり伝説化したその存在は、いまだ熱狂的なファンの心に生き続けています。あれから40年が経ち、ビクターに遺したHARAJUKUのバイブルが、初の最新デジタル・リマスター&SHM-CDで完全復活します。
ビクター在籍時のオリジナル作『
CREAM SODA PRESENTS〜BLACK CATS』、『
VIVIENNE』、『
HEAT WAVE』、当時唯一のベスト『Cat's Street』の4作品は、発売以来初となる2021年最新デジタルリマスターを施し、高音質CDであるSHM-CD化。加えて、生産限定BOXのみ、唯一の映像作品であるVIDEO CLIP集DVD『IN LONDON』と、全米ツアーに合わせて海外プロモーション用に作られた幻のEP『黒猫』の初のCD復刻版がコンパイル。これら全ては、歌詞カードも含めてCDサイズに復刻したオリジナルの紙ジャケットに収め、40周年ロゴを配したBOXに収納されます。
さらに、このBOXには、ビクターから発表した5枚のシングル・レコードジャケットのミニチュア復刻セットと、秘蔵の写真やアメリカ・ツアー時の貴重なフライヤーなどのレア素材をふんだんに使った別冊ブックレットを封入。まさにバンド史上最強の初期コンプリートBOXとして、このチャンスを逃すと二度と手に入らない仕様になっています。
ロカビリーはファッションではなく“生き様=スタイル”。それを体現し、時代を駆け抜けたブラック・キャッツ。アーティストとファンが一体となって作り上げた原宿の伝説が、40年の時を経て令和の時代に不死鳥のごとく甦ります。