9月15日にリリースした新作EP『
ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』が、様々な音楽チャートの首位を席巻中の
桑田佳祐。10月8日(金)には、『週刊文春』にて約1年半にわたり連載した話題のエッセイを書籍化した『ポップス歌手の耐えられない軽さ』が発売。本作のあとがきとして、
原由子が書き下ろした「女房の日記」が掲載されることも決定しています。
『週刊文春』にて2020年1月から今年4月にかけて連載された、桑田佳祐のエッセイ「ポップス歌手の耐えられない軽さ」。“頭もアソコも元気なうちに、言いたいことを言っておきたい!”という想いを出発点に連載スタートした本エッセイは、音楽についてはもちろんのこと、これまで音楽のこと以外はほとんど語ってこなかった桑田が初めて明かす、自身の原点や現代の世相への思い、故郷・茅ヶ崎での少年時代や家族との絆、
サザンオールスターズが結成された青山学院時代の思い出、プロレスやボウリングへの愛、さらに「自主規制」がはびこる日本の現状への憂いや、60代となってからの「人生の目標」などが率直に綴られています。その数は約1年半で66本におよび、連載開始時より、『週刊文春』内での人気連載記事ランキングの上位に常に入るなど、名実ともに大人気エッセイとして話題に。読者からの要望を受け、10月8日に単行本として発売される運びとなった本書は、桑田佳祐が言葉として残しておきたかったテーマを縦横無尽、天衣無縫に書き尽くした永久保存版の一冊と言えます。また、単行本にするにあたり、連載時の文章から大幅加筆を施しているという点、そして“桑田ワールド”を形作るキーワードに176本もの注釈を付けている点も、読みどころとなっています。
さらに、サザンオールスターズのキーボーディストであり、著者・桑田佳祐の妻である原由子があとがき「女房の日記」を書き下ろしていることも発表。原の語り口調で、全身全霊で本連載に臨んでいた桑田佳祐の連載生活裏話や、原がコロナ禍に桑田のルーツを調べていたことなどが、まるで日記のように綴られおり、原のあとがきを読んだ後に、桑田が綴った本編を読み直す面白味も増え、1冊で何度も楽しめる作品となっています。
なお本作品は、10月8日の発売に向けて、10月6日(水)より各書店・ECサイト等にて順次取り扱いがスタート。10月7日(木)、8日(金)に開催予定の〈桑田佳祐 LIVE TOUR 2021「BIG MOUTH, NO GUTS!!」〉広島グリーンアリーナ公演より、ライヴ会場での販売も開始予定となっています。