ソニー・ロリンズ 2005/07/20掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
現存する最後のジャズ・ジャイアントと呼ばれるテナー・サックス奏者、
ソニー・ロリンズ(今年75歳!)。11月に行なわれる予定の来日引退公演が話題となっていますが、5年ぶりの新作
『ウィザウト・ア・ソング(9.11コンサート)』(VICJ-61283 \2,548(税込))が8月24日にリリースされますので、こちらもお聴き逃しのなきようご注意願います!
ライヴ盤となる今作は、2001年のNY同時多発テロの4日後に行なわれたボストンでのライヴを収録したもの。当時NY在住だったロリンズが全身全霊を傾けて鎮魂歌を歌い上げた伝説のステージをとらえた内容で、収録曲は彼の代表アルバムのひとつ『橋』の1曲目に収められていた「ウィザウト・ア・ソング」をはじめとする全6曲の予定です。
元来はユーモアを交えたフレーズを連発するロリンズですが、この場に限っては神の領域でプレイするかの如き神々しさを発している模様。のっぴきならない本気度満点のライヴ盤に期待大です!
●ソニー・ロリンズ/『ウィザウト・ア・ソング(9.11コンサート)』
(VICJ-61283/税込\2,548)
※2005年08月24日発売予定
【収録予定曲】
01.ウィザウト・ア・ソング
02.グローバル・ウォーミング
03.イントロダクション
04.バークリー・スクエアのナイチンゲール
05.ホワイ・ワズ・アイ・ボーン
06.いつかどこかで
【メンバー】
ソニー・ロリンズ(TS)、
クリフトン・アンダーソン(TB)、ステファン・スコット(P)
ボブ・クランショウ(EL−B)、ペリー・ウイルソン(DS)、キマチ・ディニズル(PERC)
録音:2001年9月11日、米国ボストン・バークリー・パフォーマンス・センター