本MVは、セピア色の世界に、深紅のリップでブラックドレスに身を包んだ松田聖子が登場し、雨の降る窓辺に佇み、切なくも美しい同曲の世界観を表現したもの。主演に加えて、松田自らが監督を務めており、男女の別れを象徴するインサート映像では、出演者に楽曲心情や映像イメージを丁寧に伝えながら演技指導し、細部までこだわりのディレクションを施したとのこと。見所は、松田聖子の瞳から溢れる一筋の美しい“涙”で、楽曲タイトルを象徴するシーンとなっています。本人も、「切ないですけど、決して後ろ向きではなく、前向きな素敵な楽曲です」とコメント。初となるMVは、大人の女性となった“今の松田聖子だからこそ”表現できる哀愁と、前を向こうとする女性の美しさを、見事に映し出した映像といえます。「青い珊瑚礁〜Blue Lagoon〜」「時間の国のアリス〜Alice in the world of time〜」MVで魅せたアクティブな姿からは一変、松田の“表現力の幅”が見どころの映像に仕上がっています。
『SEIKO MATSUDA 2021』は、「チェリーブラッサム2021」「時間旅行〜I still miss you〜」など名曲セルフカヴァーや、財津和夫が作詞作曲を手掛けた新曲「私の愛」を含む、バラエティに富んだ全10曲を収録。初回限定盤と豪華・完全限定盤ボックスセットには、全収録曲それぞれの思い入れや制作コンセプトを自ら解説する「VOICEライナーノーツ」も同梱されます。