京都在住の3ピース・ロック・バンド、10-FEETのTAKUMA（vo，g）がソロ名義の“卓真”として主題歌を書き下ろした映画『軍艦少年』の予告編が公開されています。予告映像には主題歌「軍艦少年」の一部が使用されており、事実上の初披露となります。

　予告映像では、母を失い喧嘩に明け暮れる息子・坂本海星と、妻を失い酒に溺れる父・玄海がぶつかり合いながらもその喪失を乗り越えようともがくさまが描かれるシーンに、卓真が優しく、そして温かく紡ぐ歌を聴くことができます。歌を聴くことができるのは30秒にも満たないものの、そこには10-FEETとして幾多もの楽曲でファンの胸を熱くさせてきた、ソングライターとしての卓真の真骨頂を感じることができます。同曲のリリースの詳細については今後発表される予定です。

　映画『軍艦少年』は、『ギャングキング』、『セブン☆スター』などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹が想いを込めて放つ、渾身の熱き青春漫画『軍艦少年』を実写化したもの。気の荒い主人公・坂本海星役を演じたのは、『HiGH&LOW THE MOVIE』、『いのちスケッチ』などに出演し、劇団EXILEのメンバーとして注目を集める佐藤寛太。失意に沈む主人公の父・坂本玄海役を演じたのは、『BROTHER』、『キングダム』などに出演し、国内外でバイプレイヤーとして精力的に活動する加藤雅也。また、海星の同級生・結役に『樹海村』の山口まゆ、海星の友人・純役に『ハニーレモンソーダ』の濱田龍臣、玄海の幼馴染・野母崎巌役に『どついたるねん』の赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役に『うなぎ』の清水美沙、海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に『HERO』の大塚寧々など、フレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優が脇を固めています。

　監督を務めたのは、『おっさんずラブ』、『あのときキスしておけば』などのYuki Saito。映像作品のロケーションとして脚光を浴びる軍艦島が舞台となっており、世界文化遺産登録後初となる映画撮影を敢行しています。

　なお、映画『軍艦少年』は12月10日（金）より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開されます。




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