カナダの女性シンガー・ソングライター、
ジュリー・ドワロンが、9年ぶりのソロ・アルバム『
アイ・ソウト・オブ・ユー』を11月19日(金)にリリース。
1990年代初頭、サブ・ポップ初のカナディアン・アーティスト、
エリックス・トリップでのデビュー以来、2000年代にはジャグジャグウォー(同レーベル初のカナディアン・アーティスト)からの傑作ソロ作で、カナダを代表するシンガー・ソングライターとして
ファイストやウェザー・ステーションら後進に至る道を切り拓いてきたジュリー・ドワロン。2013年の日本ツアー、2014年のApple iPhoneのCMへの楽曲起用、2019年の
マウント・イアリとの傑作デュオ・アルバム『
Lost Wisdom』の10年ぶりとなる第2弾、さらにスペイン語によるセルフカヴァー10連作やロック・ユニット“Julie & The Wrong Guys”でのリリース等、多岐に亘る活動を展開しながらも欠けていた重要なピース=“ジュリー・ドワロン”のアルバムが遂に登場。10作目の大台到達となる、実に9年ぶりのソロ・アルバム。
本作のカナダでのレーベルYou've Changed Recordsの共同オーナーで、2009年にはジュリー&フレッド・スクワイアとのコラボ作もリリース、驚異的なペースで多種多彩な作品を発表し続ける鬼才ダニエル・ロマーノ(g,key)をキーマンに、ダニー・プラカード(b)、イアン・ロマーノ(ds)とのバンド編成による録音。風通し良く躍動感に溢れたアレンジが、繊細で包容力に満ちたジュリーの滋味深いヴォーカルをより鮮烈に引き立てます。“そして今 私はここにいる。また一からやり始めている”と歌われる「You Gave Me The Key」で幕を開け、“前にもここに 私はいたのだ”と歌われる「Back To The Water」で幕を閉じる、大いなる復活と輝かしい新章の始まりを告げる、キャリア史上屈指の傑作です。