今年のアカデミー賞作品賞に輝いた『
ノマドランド』の音楽を担当した作曲家 / ピアニストの
ルドヴィコ・エイナウディ(Ludovico Einaudi)が、20年ぶりのソロ・ピアノ・アルバム最新作『Underwater』を1月21日(金)に発表します。先行トラックとして新作の冒頭を飾る「Luminous」の配信がスタート、同曲のパフォーマンス・ビデオも公開されています。
コロナ禍のロックダウンで生まれた時間にピアノと向き合って制作したという新作には、先行トラックの「Luminous」を含む12曲を収録。いずれもエイナウディらしく美しい世界観を映し出す珠玉の仕上がりとなっています。印象的なジャケットの写真はエイナウディみずから撮影したもの。
このアルバムについてエイナウディは「これまでのどの作品よりも自然に生まれたものです。自分自身を捨て去って、これまでと異なる形で音楽が浮かんでいるような自由さを感じました。ピアノから奏でられた音と私との間にフィルターはなく、きわめてピュアな状態でした。アルバム・タイトルの『Underwater』(水中)は、外部からの干渉なしに流動的なものを表現するというメタファーになっています」と語っています。
Photo by Ray Tarantino