チック・コリアや
ダイアナ・クラールらとの活動でも知られるベーシストの
クリスチャン・マクブライドが、2014年末にみずからのクインテット“Inside Straight”で米ニューヨークの老舗ジャズ・クラブ、ヴィレッジ・ヴァンガードに出演した際の音源を収録するライヴ・アルバム『ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』を11月末に発表します。
クリスチャン・マクブライドは2009年から毎年年末にヴィレッジ・ヴァンガードで2週間のレジデント・ギグを開催しており、2014年の年末に
クリスチャン・サンズ(p)と
ユリシス・オーエンス(ds)とのトリオで出演した際の模様を収めるアルバム『
Live at the Village Vanguard』は、2016年にグラミー賞を受賞。今回発売されるクインテットの『ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』は、グラミー受賞作と同時期に同じ会場で録音されたものです。
Inside Straightは、マクブライドが旧友の
カール・アレン(ds)、
エリック・リード(p)、
スティーヴ・ウィルソン(as, ss)に、マクブライドの主宰するジャズ・キャンプで見出した若手の
ウォーレン・ウルフ(vib)を抜擢して、2007年に結成。2009年にデビュー作『
Kind of Brown』、その後ピアニストが
ピーター・マーティンに替わり、2013年に2ndアルバム『People Music』を発表しました。
『ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』では2枚のアルバムからの楽曲のほか、オープニングでウォーレン・ウルフのオリジナル「Sweet Bread」を披露しています。