ワルシャワで開催されていたショパン国際ピアノ・コンクールの最終結果が日本時間の10月21日午前に発表され、
反田恭平が2位、
小林愛実が4位に入賞しました。また、パリ出身で、これまでに仙台、モントリオール、テル・アヴィヴ、ヴィセウの国際コンクールで入賞してきたブルース(シャオユー)リウが1位に入賞しました。
ショパン国際ピアノ・コンクールは1927年の第1回以来、5年ごとに開催され今回が第18回目。チャイコフスキー国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールとともに世界三大コンクールと称され、これまでに
マルタ・アルゲリッチ、クリスチャン・ツィメルマン、
ラファウ・ブレハッチらが入賞しています。
また、第18回ショパン国際ピアノ・コンクール入賞者によるガラ・コンサートが、2022年2月1日(火)と2月2日(水)に東京・東京芸術劇場コンサートホールで開催されます。コンサートの詳細はジャパン・アーツのウェブ・サイトをご覧ください。
[コメント]15年間想い続けてきたショパンコンクールの舞台でファイナルまで演奏できたこと、夢が叶った瞬間でした。
僕の場合は、一瞬ではなく40分の間、その感覚を味わうことができました。
ここまで来れたことは、多くの方々の支えがあったからこそです。
心から感謝しております。
そしてこれからもこの結果に驕ることなく、謙虚に学び続けたいと思っています。――反田恭平