今年のショパン国際ピアノ・コンクールで優勝したブルース・リウ(Bruce Liu)が、コンクールの各ステージで披露した演奏を収録するアルバム『第18回ショパン・コンクール優勝者ライヴ』が11月19日(金)に配信開始。日本盤CDが12月1日(水)に発売されます。このアルバムから「練習曲 嬰ハ短調 作品10の4」が先行公開中です。
収録曲は、「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22」「マズルカ 嬰ト短調 作品33の1(第22番)」「マズルカ ニ長調 作品33の2(第23番)」「マズルカ ハ長調 作品33の3(第24番)」「マズルカ ロ短調 作品33の4(第25番)」「練習曲 嬰ハ短調 作品10の4(第4番)」「練習曲 イ短調 作品25の4(第16番)」「夜想曲 嬰ハ短調 作品27の1(第7番)」「ワルツ 変イ長調 作品42(第5番)」「スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54」「モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》の「お手をどうぞ」による変奏曲 作品2」。
ブルース・リウはCTVニュースで「ワルシャワでショパンを演奏できることは、もちろん想像できる最高のことです。この賞はもちろん、審査員の方々の期待と、ここ数日で受けたすべての温情に対して、本当に光栄に思っています」、ドイツ・グラモフォン社長のクレメンス・トラウトマンは、「ショパン・インスティテュートと協力し、クラシック界の新星を紹介できることを嬉しく思います。今年のショパン国際ピアノ・コンクールでは、世界中の音楽ファンが各ステージで魅了されましたが、この数週間の間に素晴らしい演奏を披露してくれたブルース・リウを、誰もが祝福してくれることでしょう。ショパン芸術の力強い感情と並外れた美しさは、若い音楽家たちに深く語りかけています。だからこそ、私たちはショパン・コンクールのこれらの録音を共有することが非常に重要であると信じています」とそれぞれコメントしています