ニュース

ショパンコンクール第2位入賞、アレクサンダー・ガジェヴがデッカよりアルバムを発表

2021/11/10 13:37掲載
はてなブックマークに追加
ショパンコンクール第2位入賞、アレクサンダー・ガジェヴがデッカよりアルバムを発表
 第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで、第2位およびクリスチャン・ツィメルマン賞(ソナタ最優秀演奏賞)を受賞したピアニスト、アレクサンダー・ガジェヴ(Alexander Gadjiev)が、名門レーベル、デッカからのデビュー・アルバム『アレクサンダー・ガジェヴ〜ライヴ』を2022年1月19日(水)に発表します。2021年7月に出場し、優勝したシドニー国際ピアノ・コンクールでのライヴ音源を収録。

 収録曲はハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:48、ショパン:バラード 第4番 へ短調 作品52、メシアン:幼子イエスの口づけ(「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」より第15曲)、スクリャービン:アルバムの綴り(「3つの小品」作品45より第1曲)、ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ 第4番 ホ短調 作品87、プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番 変ロ長調 作品83、ヴァイン:哀悼歌(「5つのバガテル」より第5曲)、リスト:葬送曲(「詩的で宗教的な調べ」S.173より第7曲)。2021年のシドニー国際ピアノ・コンクールはオンライン形式で行なわれ、演奏はドイツとイタリアで収録されました。

 ガジェヴは「このデッカの新しいアルバムがリリースされることをとても嬉しく思います。私の心にいちばん近いところにある作品が収録されています」とコメント。収録曲については「今作は、さまざまな部分で構成されています。ショパンの晩年の作品であるバラード、メシアン、そしてスクリャービンの小品。そしてスクリャービンからショスタコーヴィチ、プロコフィエフとつながり、ロシアのパートへと移っていきます。そして最後に、プロコフィエフとカール・ヴァイン、リストを、戦争と死というテーマで結びつけました」と語っています。

©Sydney International Piano Competition

アレクサンダー・ガジェヴ『アレクサンダー・ガジェヴ〜ライヴ』
classic.lnk.to/gadjiev_livePR
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015