2021年9月に4年ぶりの新作EP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』を発表し、各音楽ランキングの首位を席巻した桑田佳祐。勢いそのままに作品を携えて突入した有観客での全国アリーナ・ツアーは、新型コロナウイルス感染防止対策により、各自治体・会場等に定められたキャパシティ制限の中で開催していますが、各会場大盛況で、チケットは即完売。会場には行けないけれど、どうしてもライヴが見たいという多くのファンの声に応える形で、11月20日、21日に行なわれた埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演の模様を、“オンライン特別追加公演”として、2022年1月3日（月）にライヴ配信することを発表しています。

　桑田佳祐のソロ4年ぶりとなる新作EP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』が、2021年9月15日に発売されるやいなや、オリコンやBillboard Japanをはじめとする各音楽ランキングで首位を席巻。全国ラジオでのオンエア・ランキングなども含めると、30冠超えを記録し大ヒット中となっています。収録曲「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」は、2021年夏に開催された東京五輪に際し民放各局の中継やニュース番組で、そして2021年11月にはCMでもオンエア。また、「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」や「炎の聖歌隊［Choir（クワイア）］」、「金目鯛の煮つけ」など、桑田の楽曲がCMなどで連日テレビを賑わせています。名実ともに、2021年の音楽業界・エンターテインメント業界の顔と言っても過言ではない桑田ですが、現在大ヒット中の“ごはんEP”を携えて、全国アリーナ・ツアー〈桑田佳祐 LIVE TOUR 2021「BIG MOUTH, NO GUTS!!」supported by SOMPOグループ〉を開催中。「毎日を懸命に生きておられる皆様の心を、“ホンの少しでも晴れやかなものにするお手伝いができれば”」という想いのもと、全国10ヵ所を巡り20公演の実施を予定している本ツアーは、すでに残すところあと2ヵ所4公演となっています。全会場、新型コロナウイルスの感染対策により、各自治体・会場等に定められた制限の中、通常のキャパシティの半分ほどの規模でスタート。現在は少しずつ緩和されつつあるものの、普段であれば、ドーム規模でのライヴが多い桑田佳祐なだけに、今回のアリーナクラスかつキャパシティ制限ありでのツアーは、いつにも増してチケット応募は激戦と化し、追加販売も含め即完売となっています。ネット上では、会場に来ることのできなかった多くのファンはもちろん、会場でライヴを観た感動をもう一度味わいたいという方からも、「今回のライヴをぜひ配信してもらえないか！？」と、配信を望む声が日々続々と上がっていました。そういった多くの声に応える形で、“また1人でも多くの方にこの特別な想いの詰まったライヴを観て明日への活力にしていただきたい！”という想いから、ライヴ配信が決定したとのことです。

　今回発表されたオンライン・ライヴは、ABEMA、PIA LIVE STREAM、U-NEXT、Rakuten TV、ローチケ LIVE STREAMING、ファンクラブ「サザンオールスターズ応援団」（LIVESHIP）の6つの配信メディアで、ツアーの千秋楽・大晦日公演が終わったわずか3日後、2022年1月3日（月）19:00から一斉同時ストリーミング配信されます。なお、今回の“オンライン特別追加公演”は、現在開催されている全国ツアーの一環として、通常の公演同様、その日その時間の1回きりの配信となっており、場所や見る手段は違えども、ライヴを観るために同じ時間に集まり、その特別な時間を皆で共有する、ということを目的とした新たな配信ライヴの形となっています。これは、無観客配信ライヴを誰よりも早く実施するなど、常にwithコロナ時代のエンタメ業界を最前線で走ってきたチーム桑田ならではの考え方と言えます。コロナ禍という制約の多い中でのライヴの新しいあり方として、キャパ制限によりライヴを見られる人が限られてしまう有観客ライヴに加え、“オンライン特別追加公演”として1回きりの配信ライヴでも時間を共有することで、これまでのライヴの常識と新常識をハイブリッドさせ、新たなエンタメの在り方を切り拓いています。

　なお、オンライン・ライヴの視聴チケットは、各配信メディアにて11月22日（月）より販売を開始。日本中の人々が、明るい兆しを求めて様々な苦難を乗り越えてきた2021年。コロナ禍でも常に前向きに音楽を届け続けてきた桑田佳祐による久しぶりの有観客ライヴの“オンライン特別追加公演”を体感して、ぜひ特別な時間を共有していただきたいところです。