「おもいで酒」「とまり木」「雪椿」などのヒット曲を放つ国民的歌手で、ネットシーンでも“ラスボス”として幅広い層から支持を獲得している小林幸子が、Da-iCEの代表曲「CITRUS」を演歌・歌謡曲アレンジでカヴァー。そのミュージック・ビデオが公開されています。

　「CITRUS」は、玉木宏が主演し、川口春奈、志尊淳ほかが共演したドラマ『極主夫道』の主題歌へ書き下ろされた、Da-iCE初のエモーショナルなロック・バラード。シンガー・ソングライターの優里をはじめ、登録者数160万超のカップルYouTuber（先月に“破局報告”したものの活動は継続）の夜のひと笑い、あいなぷぅとのお笑いコンビ“パーパー”のほか、YouTubeや“歌ってみた動画”でも人気のお笑い芸人のほしのディスコなど多くの著名人にカヴァーされ、ストリーミング累計再生数1億回超のヒットを記録しています。Da-iCEのInstagramライヴにて「（CITRUSを）小林幸子さんがカヴァーしてくれたら嬉しい」とメンバーが発言したことをきっかけに、Da-iCEのファンが小林幸子にSNS上で猛アプローチを展開すると、「CITRUS」を“神曲”と惚れ込んだ小林が快諾。今回のガチ歌＆演歌・歌謡曲カヴァーにいたりました。

　“Da-iCEの「CITRUS」歌ってみた”と題されたミュージック・ビデオでは、小さなカラオケスナック「しとらす」のママに扮した小林幸子が、客のマイクを奪って「CITRUS」を演歌・歌謡曲アレンジ・ヴァージョンで歌唱。圧巻の歌唱力を披露しながら、歌うにつれて店内が天井から降ってきた柑橘系の果物で埋め尽くされるというシュールなシーンに。ラストでは、小林が黒ずくめの“シトラスボス”（＝シトラスのラスボス)として登場するというトピック満載の映像となっています。

　Da-iCEによるオリジナルの「CITRUS」と小林による“シトラスボス”ヴァージョンとのギャップを楽しみながら聴き比べてみるのも面白そうです。