2021年4月にニュー・アムステルダム・レコードからリリースされたアルバム『Vulture Prince』で、グラミー賞の最優秀新人賞と最優秀グローバル・ミュージック・パフォーマンス賞にノミネートされているパキスタン出身のシンガー・ソングライター、アルージ・アフタブが、名門レーベル、ヴァーヴ・レコードと契約しました。
アフタブはバークリー音楽大学を卒業し、現在の拠点は米ニューヨーク。これまで
テリー・ライリーやパキスタンの女性シンガー、
アビダ・パルヴィーンらの楽曲も披露しています。クラシックのミニマリズムとニューエイジ、エレクトロニック・トランス、ジャズの間を浮遊するような音楽が特徴で、グラミー賞にパキスタン出身の女性がノミネートされるのは史上初です。
今回のレーベル移籍に際し、ニュー・アムステルダム・レコードの共同アーティスティック・ディレクターであるジャッド・グリーンステインは「アルージと2枚のアルバムを制作できたことは、私たちにとって大きな喜びでした。彼女は今日活躍している最も幅広い創造性を持ったアーティストの一人であり、私たちが常に深く尊敬しているレーベルであるヴァーヴとの新しい関係の下で、彼女がどのように発展していくのか期待しています」とコメント。また、ヴァーヴの最高責任者であるジェイミー・クレンツは「アルージをヴァーヴ・レコーズのファミリーに迎えることができて、とても誇りに思います。アルージは今回のノミネートで歴史に名を残しました。今後さらに多くのリスナーに彼女の音楽に触れてもらう機会を作る手助けができることを楽しみにしています」とコメントを発表してます。
Photo by Titouan Massé