小池光子（vo）とタバティ（g）による男女アコースティック・デュオ、ビューティフルハミングバードが、12月15日（水）に8曲のクリスマス・ソングを収めたEP『BIRDIE HOLY』（バーディーホーリー）を配信リリース。合わせて、収録曲「Do You Hear What I Hear?」のリリック・ビデオを公開しています。

　児童合唱団で育ったヴォーカルの小池は、小さな頃から頻繁にクリスマス・コンサートを経験する中で、賛美歌からポップ・ソングまでたくさんのクリスマス・ソングに親しみ、クリスマスにまつわる曲にはいい曲が多いと感じてきたことから、今回ビューティフルハミングバードらしいアプローチでクリスマス・ソングを演奏してみたのがEP『BIRDIE HOLY』。

　制作にあたり世の中のいろんなクリスマス・ソングを調べ、エマニュエル（キリストの幼名）が馬小屋で生まれたときに動物たちが手伝いをした、という有名な話のわらべ歌「The Friendly Beasts」や“クリスマスプレゼントにはお人形やおもちゃじゃなく、カバがほしい！”という小さな子が歌う可愛い愉快な歌「I Want A Hippopotamus For Christmas」、キリストの誕生の知らせが、夜の風、子羊、羊飼い、王様、国中へ、と伝言ゲームのように広がる歌「Do You Hear What I Hear?」は、そのなかで知ったとのこと。

　録音は、タバティの自宅マンションへエンジニアの原真人に機材を持ち込んでもらい、クローゼットを防音室に見立てて一日で収録。そのことが、手ざわりのあるリラックスした雰囲気を出しています。普段アコースティック・ギターをメインに演奏するタバティは、この時はあまり弾かないガット・ギターやブズーキ、ウクレレを弾いており、小池も合唱団で身につけたことを思い出してその場でコーラスワークを考えて乗せたという、シンプルな構成ながら楽器と声の豊かなハーモニーが感じられる作品となっています。

　なお、ビューティフルハミングバードは、12月24日（金）に東京・TOKYO FM HALLにてクリスマス・コンサート〈BIRDIE HOLY 2021〉を開催。演奏には楠均（ds）、千ヶ崎学（b）、青木慶則（key）、影山敏彦（g / tico moon）、吉野友加（harp / tico moon）が参加します。本公演は、有観客の記念CD付チケットと配信チケットが発売中です。