ジェスロ・タル 2021/12/15掲載(Last Update:23/01/24 12:40)
ヴォーカリストでフルート奏者の
イアン・アンダーソンを中心に60年代から活躍する英国のプログレッシヴ・ロック・バンド、
ジェスロ・タル(Jethro Tull)が、ニュー・アルバム『
ザ・ゼロット・シーン』を2022年1月28日(金)に発表します。アルバムから、「悲しい街の姉妹たち」と「ショシャナの眠り」の2曲が公開中。
これまでに30枚以上のアルバムを発表し、5000万枚以上を売り上げてきたジェスロ・タルは、活動の無期限停止を経て2017年に復活。各地でコンサートを行なってきました。アルバムとしてはじつに18年ぶりとなる『ザ・ゼロット・シーン』について、アンダーソンは「私は聖典の華やかさやおとぎ話のようなストーリーテリングが純粋に好きなところがある一方で、その内容に疑問を呈したり、時には文脈からとんでもない類似点を引き出したりする必要性を感じることがあるんだ。このアルバムは全体を通じて良いこと、悪いこと、紛れもなく醜いことが浮かび上がりつつも、愛、尊敬、優しさといった要素がちりばめられている」と語っています。
また、当初この新作は2020年にリリースされ、ツアーもあわせて予定されていましたが、新型コロナウイルス流行のため、延期せざるを得ませんでした。「あまりに突然だったよ。科学界や、見識あるごくわずかの政治家たちからの懸念や警告の真っただ中、私たちはみな信じられない思いで自宅に引きこもって、嵐が過ぎ去るのをじっと待っていたんだ」