90's、00'sの再解釈を掲げるヒップホップ・クルー“rice water Groove”が、結成から5年の歳月を経て初のフル・アルバム『Discoveries』を2022年1月26日(水)にリリース。
「豪華客船で行く世界周遊」をモチーフとした本作は、海を越えて出会う情景と、旅の中で湧き溢れるイマジネーションのようにリスナーの感性を刺激する作品となっています。メンバーであるTBS'93のトラックを中心に、CBSやchelmicoの楽曲プロデュースでも知られるryo takahashi(Pistachio Studio)、鎮座DOPENESS、HYDRO as BNJとの共作も記憶に新しい簾ンデゲオチェロ、NF ZesshoやJIVA Nel MONDOらが所属するヒップホップ・コレクティブ“Oll Korrect”からtommgn等、腕利きのプロデューサー陣が揃って搭乗。さらに客演として“ザ・おめでたズ”よりシタバ、“Youmentbay”よりサクライエナの他、ラッパーのjourneyを招待。自身が主宰するDoggy G Central Recordsからは盟友のIKEとトークボクサーのBaramonKも搭乗。往年の90's、00'sヒップホップを基本軸としつつ、Boom BapからG-Funk、New Jack Swing、Laid Back Beatまで幅広い視野を魅せる本作は、全てのブラックミュージックファン、そしてジャンルを超えてミュージックラバーを唸らせる名盤です。
また、アルバム『Discoveries』から、リード曲「NEW EDEN」が12月16日(木)に先行リリース、合わせてミュージック・ビデオが公開されました。メンバーのTBS'93が手掛けた跳ねるラテンビートの上で、現代音楽市場への憂いを示唆する風刺的なエッセンスが謳われた楽曲「NEW EDEN」。ミュージック・ビデオは、ディレクターにrice water Grooveが所属するDoggy G Central RecordsのSHIMUが担当、主演には『新宿スワン』や『クローズEXPLODE』への出演で知られる俳優のARA(新井佑典)。迷い込んだ不気味な洋館で雇人らに次々と歓待を受ける一人の男が、彼らの薄気味悪さと館の疎ましいムードによってジリジリと精神を蝕まれていく様子は、楽曲の持つ風刺的なコンセプトを見事に落とし込んだミュージック・ビデオとなっています。彼らは、何者なのか? 楽園とは、一体どこにあるのか? 聴く者すべてを“新しい楽園 〈NEW EDEN〉”へと導く、ドラスティックな一曲です。