ガンダムとアムロの物語が、
劇場版3部作でも描かれることのなかった伝説のエピソードと共に『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』(1982年)の劇場公開からおよそ40年の時を経て、『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』として待望の映画化が決定。
1979年に放送された日本ロボットアニメの金字塔にして、ガンダムの原点『機動戦士ガンダム』の第15話「ククルス・ドアンの島」。ファンの間では名作として知られる本エピソードは、主人公のアムロ・レイと敵対するジオン軍の脱走兵ドアンとの交流を通じて戦争の哀愁が描かれ、当時ガンダムファンの注目を集めました。
監督は、TVシリーズ『
機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン / アニメーションディレクターであり、累計発行部数1,000万部を超えるヒット作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を手掛けた
安彦良和が務めます。公開は2022年の初夏を予定。
本作には、ガンダムファンにお馴染みのホワイトベースの仲間たちやモビルスーツが登場。壮大なスケールでよみがえるRX-78-02ガンダムとアムロの物語が最新のアニメーションで描かれる大迫力のモビルスーツ戦と共にスクリーンに舞い戻ります。
また、このたび公開された安彦監督自らが描き下ろしたヴィジュアルは、主人公アムロ・レイの搭乗機“RX-78-02 ガンダム”と、“ザク”の姿が納められ、アムロのこちらに向けるまっすぐな眼差しが印象的な1枚に。さらに、ザクがガンダムを見下ろしているようにも捉えられる様子は緊拍感を漂わせ、静かなる戦いの始まりを予感させます。アムロの何かを訴えかけるような瞳には、どんなメッセージが込められているのか――。
あわせて公開された映像では、RX-78-02ガンダムが、あの名シーンを彷彿とさせる“大地に立つ”様子が描かれており、重厚感ある機体で大地を揺らし、ゆっくりと立ち上がる威風堂々たる姿には圧倒的な迫力を感じます。そして、輸送機ガンペリーが物語の舞台となる島の上空を飛行するシーンが収められています。一体、この島で何が起きたのか。ガンダムが再び大地に立つ圧巻の映像です。
©創通・サンライズ