2021年9月3日に長野・松本 キッセイ文化ホールで行なわれた
シャルル・デュトワ指揮
サイトウ・キネン・オーケストラの無観客公演のライヴ録音『2021 セイジ・オザワ 松本フェスティバル』が、12月29日(水)に配信リリースされます。収録曲は、
ラヴェルの組曲『マ・メール・ロワ』、
ドビュッシーの『海』〜3つの交響的スケッチ〜と牧神の午後への前奏曲、そして
ストラヴィンスキーのバレエ組曲『火の鳥』(1919年版)。いずれもデュトワが得意とする人気のレパートリーです。
「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」は、日本を代表する指揮者・
小澤征爾が総監督を務め、サイトウ・キネン・オーケストラを中心に、世界から優れた音楽家が集結する音楽祭。2021年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で全公演の中止が発表されるなか、“フェスティバルを楽しみにしてくださっていたすべてのお客様にサイトウ・キネン・オーケストラの音を届けたい”という小澤とサイトウ・キネン・オーケストラの想いから、世界的指揮者のシャルル・デュトワが来日し、予定されていたプログラムがノーカットで無料配信されました。視聴できた2日間には、29の国と地域からアクセスがあり、視聴者は延べ12万人を超える大きな反響を得ました。
©大窪道治/2021OMF