『
ニュー・シネマ・パラダイス』を始め、その作品のほとんど全ての音楽を手がけた
ジュゼッペ・トルナトーレ監督との“最後のタッグ”であり、彼の師であり友でもある
エンニオ・モリコーネのドキュメンタリー映画『ENNIO』(原題)の日本公開が2022年3月に決定。併せて、シーン写真3点が公開されています。
本作は、『ニュー・シネマ・パラダイス』はもちろん、『用心棒』、『
アンタッチャブル』『
ヘイトフルエイト』など、モリコーネが音で命を吹き込んだ45作品にも及ぶ数々の傑作の名場面と、最高の音響技術で再現された日本公演を含むワールドコンサート・ツアーの演奏で、巨匠の伝説を紐解いていきます。さらに、
クエンティン・タランティーノを始め、
クリント・イーストウッド、
ウォン・カーウァイ、
オリバー・ストーンなど名前を見ただけで息をのんでしまうような70人以上の監督やプロデューサー、音楽家たちのインタビューが“どうやってエンニオは偉業を成し遂げたのか”、その秘密を解き明かすと同時に、モリコーネのプライベートライフとコメント、初公開となるアーカイブ映像によって、この愛すべき奇才のチャーミングな人間性を浮き彫りにします。
公開されたシーン写真は、まだモリコーネの頭の中だけで鳴り響いている音楽を楽曲へと仕上げたり、膨大な資料に囲まれて創作に打ち込む様子のほか、映画音楽に対する長年の功績を讃えられ、第79回アカデミー賞で名誉賞を受賞した際、プレゼンターのイーストウッドとの2ショットを撮影、イーストウッドによるサインの署名がされたシーンを切り取ったものなど、いずれも彼自身の軌跡を辿るものとなっています。
©Courtesy of Musica e Oltre ©Courtesy of Piano B produzioni