名作ミュージカルを
スティーブン・スピルバーグ監督が映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』が、日本で2022年2月11日(金・祝)に劇場公開。これに先がけ、ミュージカルが1957年に初演された際に
レナード・バーンスタイン(作曲)と
スティーブン・ソンドハイム(作詞)が生み出し、いまではスタンダード・ナンバーとなっている「トゥナイト」「アメリカ」「マリア」「サムウェア」などを収録する『
ウエスト・サイド・ストーリー オリジナル・サウンドトラック』が2月9日(水)に発売されます。
バーンスタインとソンドハイムによる楽曲を今作のために編曲したのは、1997年の『アナスタシア』でアカデミー賞にノミネートされた指揮者・作曲家の
デヴィッド・ニューマン。演奏は
グスターボ・ドゥダメル指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック(追加演奏は
ロサンゼルス・フィルハーモニック)が担当し、キャストが歌っています。映画から21曲を収録するオリジナル・サウンドトラックは12月3日から配信されており、輸入盤CDも発売中。輸入盤のLPは年明けに発売される予定です。また、日本盤CDを含むフィジカルには、『ウエスト・サイド・ストーリー』のミュージック・コンサルタントであり、『スター・ウォーズ』『E.T.』などの音楽を手がけてきた作曲家の
ジョン・ウィリアムズがライナーノーツを寄せています(権利者の意向により、ライナーノーツの和訳、歌詞対訳は封入されません)。
『ウエスト・サイド・ストーリー』とこの作品の音楽について、スピルバーグ監督は「この映画は父に捧げたものです。しかし、母が音楽愛好家であったこと、そして、映画製作の全てを理解したいという私の好奇心から、映画のサウンドトラック・アルバムを小さい頃から集めていたことがそもそもの始まりでした。『ウエスト・サイド・ストーリー』のキャスト・アルバムは、初めて聴いたときから大好きでした。子供の頃は、収録楽曲全曲を暗記して歌うことができましたし、家族全員からうんざりされる程歌っていました。この音楽はまるで私の一部であるかのようですし、ミュージカルのために書かれた最高峰の音楽であると思っています。若い人たちがこの音楽をみつけて、私と同じように夢中になってくれることを心から願っています」。指揮を務めたドゥダメルは「『ウエスト・サイド・ストーリー』は、私も含め音楽界の誰にとってもDNAの一部といえる作品です。メロディのひとつひとつがとても自然で、すーっと体の中に染みわたります。故バーンスタインとニューヨーク・フィルハーモニックが作り出した名盤に続いて、この名作の新しいチャプターを作っていけることをとてもうれしく思っています」と語っています。
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