ドイツ・ハンブルクのエルプフィルハーモニーにて、2021年の12月30日から1月1日まで3夜連続で開催された
アラン・ギルバート指揮
NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団の公演に出演。
ジョージ・ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」を共演したジャズ・ピアニストの
小曽根真が1月19日(水)に発表する新作『
OZONE 60 -STANDARDS-』から、収録曲「オール・ザ・シングス・ユー・アー」が先行配信されました。
数々の名曲を残した
オスカー・ハマースタイン2世が1930年代に作曲し、ジャズ・スタンダードとして知られる「オール・ザ・シングス・ユー・アー」は、小曽根がまだ小学生だった頃、ピアニスト / オルガン奏者だった父・
小曽根実が弾いていたのを聴いて覚えたという思い出深いナンバー。新作アルバムでは、父が弾いていたワルツ・テンポのアレンジをそのまま採用しています。
小曽根は、還暦を記念して2枚組ソロ・ピアノ・アルバム『
OZONE 60』を2021年3月に発表。この、新作『OZONE 60 -STANDARDS-』は『OZONE 60』の特別編にあたるアルバムで、「オール・ザ・シングス・ユー・アー」とすでに配信中の「スマイル」に加え、
ヘンリー・マンシーニ作曲で
カーペンターズのヴァージョンも知られる「サムタイムズ」、
バート・バカラックの「アルフィー」など、「ほとんど中学生までに出会った大切な曲」と小曽根がみずから語る、音楽家としてのルーツを集めた楽曲集となっています。
小曽根は、アルバム発売後、2月13日(日)千葉・千葉県文化会館 大ホールを皮切りに、昨年から展開している全国ツアー〈60TH BIRTHDAY SOLO「OZONE 60 CLASSIC x JAZZ」〉を再開。11公演を予定しています。また、アラン・ギルバート指揮NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団と共演した2021年12月30日の公演の映像がNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団のウェブサイトで公開されています。
Photo by Kazuyoshi Shimomura(AGENCE HIRATA)