HIM(FINLAND) 2005/08/10掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
欧州で高い人気を誇るフィンランド出身の
H.I.M.が、新作『DARK LIGHT』でいよいよ日本デビューを果たします。
H.I.M.は97年、
『GREATEST LOVE SONGS VOL.666』でデビュー。ゴシックを基盤としながら、グラム・ロックからの影響も感じさせるゴス・アンド・ロール路線で注目を浴び、2003年の4作目
『LOVE METAL』(写真)では英国でもブレイクしました。アルバム・タイトルにもなった“LOVE METAL”なるサウンド、ペンタグラムならぬ“HEARTAGRAM”(写真参照。五芒星の部分がハートになっている)というシンボル・マークなど、ロマンティックなイメージを前面に押し出しており、ゴシカルなヴィジュアル・イメージもインパクト大です。特にシンガーのヴィレ・ヴァロはその妖艶な佇まいと音楽性から、一部からは愛着を込めて“北欧の
Gackt”との声も聞かれます。
日本では
ネガティヴや
ラスマスが人気を獲得しており、同系統のサウンドを持つ先輩格のH.I.M.もブレイクの可能性は高いと言えるでしょう。この週末にはサマーソニック05への出演を控え、アルバムより先にその姿を見せてくれます。日本デビューとなる新作、
国内盤(WPCR-12119 価格未定)の発売は、ワーナーミュージック・ジャパンより10月26日の予定です。なお、欧州盤はこれより1ヵ月早い9月26日の発売となります。