2002年10月にミニ・アルバム『
乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』でメジャー・デビューしたシンガー・ソングライターの
森山直太朗が、デビュー20周年を記念したアルバム『素晴らしい世界』を3月16日(水)に発表します。このアナウンスにあわせ、新ヴィジュアルを公開&20周年記念サイトを開設しました。
アルバムには、新曲をはじめここ2年の間にドラマや映画のタイアップ曲として発表してきたオリジナル曲や、代表曲「
さくら」や提供曲「花」などタイアップなどをきっかけにあらためて録音した全12曲を収録。初回限定盤には未CD化の3曲をボーナス・トラックとして収録します。
2021年に新型コロナウイルスに罹患した森山が新作のテーマにしたのは「光と影」。リード曲となる「素晴らしい世界」「愛してるって言ってみな」は相反する曲調でありながら、病を経てあらためて感じた命あることの喜びや感謝を歌うなど、森山の現在の想いを詰め込んだ一枚となっています。また、初回限定盤には「森山直太朗 詩歌集(しかしゅう)」を同梱。これまでに発表してきた全205曲から、みずから選んだ100曲の歌詞を収めています。
[コメント(20周年記念特設サイトから抜粋)]二〇二二年、デビューしてから二〇周年を迎えます。
唄をする者として、皆様の前に立ち、悩みながらもひたすら唄うことを積み重ねてきました。
この二〇年、そのときどきにおいて、たくさんの方が自分を受け入れ、支え、励ましてくれたから、ここまで歩いてこられたと改めて感じています。
まず、そのことを心から感謝したいです。
本当にありがとうございます。
(中略)
「素晴らしい世界」は、自分の中に内包されている。闇があってこそ、その均衡が取れている、そう気づいたのです。
そのことをひとつの曲にし、アルバムを作りました。この二年で制作した楽曲を収録していますが森山直太朗の二〇年が、人生が詰まっていると言っても過言ではないものに仕上がっています。
今年から来年にかけ、全身全霊で唄をお届けする所存です。――森山直太朗