ニュース

SHOW-YA、初のオーケストラと共演 ロック×クラシックが融合された組曲を披露

SHOW-YA   2022/01/31 12:50掲載
はてなブックマークに追加
SHOW-YA、初のオーケストラと共演 ロック×クラシックが融合された組曲を披露
 2021年にデビュー36年を迎えたSHOW-YAが、1月30日(日)夜、東京・LINE CUBE SHIBUYAでライヴを行ないました。2020年12月に、限られた来場ファンのみに披露されたSHOW-YA「組曲」。この組曲はSHOW-YAデビュー35周年を記念して作られた作品。SHOW-YAのヒット曲や代表曲を組曲にしたもので、手掛けたのはJ-ROCK&J-POPアーティストたちの数々のヒット曲をプロデュース・アレンジした笹路正徳

 コンサート直前、プロデューサー笹路正徳は「SHOW-YAの高い音楽性とクラシック音楽は意外にフィットしてるんです。SHOW-YA自体がプログレ的な要素を含んでいたり、captain(key)の資質に起因している部分もあるんだと思います。20曲を組曲にして、20分以上に渡り流れを壊さずに演奏するのは難しいし体力的にも厳しい。テンポも微秒に変わるし、そもそも拡声してるバンドサウンドと弦楽器や金管楽器を生で共演させることが大変なんです。でも今日は音響的にもちゃんと良いバランスでお届けできると思うし、いつもと違うSHOW-YAを楽しんでもらえらると思います」とコメント。

 通常通りバンド編成で行なわれた1部の後、20分の休憩を挟んで行なわれた2部の「組曲」は開演を告げる1ベルを合図に15人編成のオーケストラがまず壇上に、タクトを振るう笹路正徳に続いてSHOW-YAが登場しました。

 オーケストラが奏でる重厚で叙情的なアンセムがSHOW-YA「組曲」の幕開けを告げ、「水の中の逃亡者」から始まったBattle Orchestraストーリーは、異なる2つのカテゴリーをロックを基本としたシンフォニック・サウンドで積み上げ、時にブラスロックな色合いも交え、激しく情熱的でゴージャスな展開を魅せてくれます。「Blue Rose Blues」で幻想的な構築美を表現し、「限界LOVERS」まで、ドラマティックでエモーショナルかつ高揚感のあるサウンドを、絶妙技巧なタクトで、SHOW-YAのパワーとスピード感を失うことなく、緻密な構成でその世界をオーケストラで再構築したインパクト絶大なライヴでした。

 アンコールのMCでは、「改めて紹介します!限界LOVERS以来のプロデューサー。SHOW-YAが売れるきっかけを作ってくれた笹路正徳さんです」と笹路を紹介。笹路も「みんなの実力は当時から凄かったし、1988年にレコーディング入ってるから34年の付き合いになるね」「SHOW-YAとクラシックは凄く合うし、コラボはお互いのリスペクトがあってできるもの。光栄だし楽しかった!」と旧交を温めるやり取りも。

 MCの最後には寺田恵子から「組曲はレコーディングしてます。まもなく完成するし、CDとしてリリースします!」とサプライズな発表も。そしてオーラスは未発表の「限界LOVERS・オーケストラヴァージョン」でド派手に劇的にステージを締めくくりました。

拡大表示


SHOW-YAオフィシャルサイト
show-ya.jp
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
[インタビュー] ソウル&ファンク・ユニットMen Spyder 初のEPを発表[インタビュー] KMC 全曲O.N.Oによるビート THA BLUE HERBプロデュースの新作
[インタビュー] 魚返明未 日本の新世代ジャズを牽引するピアニストが、新たなトリオでアルバムを発表[インタビュー] みやけん 人気ピアノYouTuber 『俺のヒットパレード!』第4弾リリース!
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015