エレキを爪弾く弾き語りスタイルのライヴが印象的な、現在進行形のシティ・ポップ、シティ・ソウルを紡ぐシンガー・ソングライター、
大比良瑞希。3rdアルバム『Little Woman』が3月30日(水)にリリースされるのに先駆け、バイラルヒット中の「ダージリン」のプロデューサーの野村帽子によるリミックス・ヴァージョン「ダージリン(Bousi Studio Remix)」を2月9日(水)より配信開始。
2021年3月に配信、各種プレイリストにも選出された「ダージリン」は、
SIRUP擁する
SoulflexのメンバーでもあるシンガーのZINをコーラスに、ZINの楽曲も手掛けるギタリスト、野村帽子をプロデューサーに迎えた最新型ファンク・チューン。このアーバンかつグルーヴィなオリジナル・ヴァージョンを、野村帽子が中毒性のあるワウギターのリフレインを中心にアレンジ。
ブルーノ・マーズと
アンダーソン・パークによるプロジェクト、シルク・ソニックあたりを彷彿させるような70年代ソウル、ファンクへのオマージュを感じさせるファンキーなサウンドに仕上げました。
“レモンかミルクか 選べずに タメ息まじり 冷めてくダージリン”とのサビのリフレインに表れているように、生きている実感をリアルに感じられない都会に生きる女の子の心情が、最新型のファンク・サウンドにのせて切実に描かれるほか、大比良のエモーショナルでスモーキーな歌声が奇跡的な化学反応を生み出しています。
オリジナルの「ダージリン」のジャケットでは、「遠回り」以降全てのシングル・ジャケットでフィーチャーされた、新進気鋭のぬいぐるみ作家“Nuiguru”によるぬいぐるみが使用されていましたが、今回の「ダージリン(Bousi Studio Remix)」では、その“ファンキーなクリーチャー”の、驚いたようなちょっと毒気のある表情が印象的なオリジナル・デザインの色調をリミックス。装いも新たに生まれ変わったジャケットが、ダンサブルなサウンドと悩ましい歌詞世界に更なる余韻をもたらしています。ジャケット・デザインを手掛けたのは、アルバム『
IN ANY WAY』と同じく、
スチャダラパー、
NONA REEVES、
ASA-CHANG & 巡礼、
ナツ・サマーらのカヴァー・アートなどを手がける田口陵(CIDER INC.)。
また、大比良瑞希の新たなアーティスト写真も公開。昨年の物憂げなモノクロームの佇まいとは打って変わり、まさに2022年、大きく躍進するであろう大比良を暗示させる溌剌とした仕上がりとなっています。さらに、久々のフル・バンド・セットでのワンマン・ライヴ〈Little Woman” 〜Band Set One-man Live!〉が3月24日(木)に東京・渋谷WWWで開催されることも発表されました。詳細はオフィシャル・サイトをご確認ください。