人気ア・カペラ・グループ、ペンタトニックスのメンバーとして活躍し、2017年の脱退後に2枚のソロEPを作ったアヴィ・カプラン（Avi Kaplan）が、初のソロ・アルバム『フローティング・オン・ア・ドリーム』を5月20日（金）に発表します。女性シンガー・ソングライターで元シヴィル・ウォーズのメンバーだったジョイ・ウィリアムズをフィーチャーする先行シングル「All Is Well」がリリースされ、ミュージック・ビデオが公開中です。

　プロデューサーに、シンガー・ソングライターで、プロデューサーとしてブランディ・カーライルらを手がけてきたシューター・ジェニングスを迎え制作されたアルバムには、11曲を収録。カプランが4年の歳月をかけて書き下ろしたという楽曲には、家族と離れて過ごした長いツアーと、グループ脱退後のパンデミック期間中の心の痛みが反映されています。

　カプランは「私は多くの時間を家族と離れてツアーに費やしており、家族との関係を失っていることに気づきました。アルバム収録曲〈I'm On My Way〉は、私の家族の一人一人に宛てた手紙です。僕には弟と妹、そして母親と父親がいるんですが、それぞれのために具体的な詩を書きました。自分の心に一番近い歌がいつも世の中の人に聴かれるとは限らないけど、そうなると、それはとても美しいことだと思います」とコメント。アルバムについては「これまでどこにいたのか、今どこにいるのか、そしてどこに向かっているのか、その旅です。私自身、そして私が生きてきた人生にとって、とても正直で個人的なアルバムを発表する機会を得たことを、とても光栄に思っています。これまでの音楽の旅が、私をここに導いてくれました。皆さんに聴いていただくのが信じられないほど楽しみです」と語っています。


Photo by Bree Marie Fish