エルヴィス・コステロが8月から開催する北米ツアーにスペシャル・ゲストとして出演することが発表されている
ニック・ロウ(Nick Lowe)。彼のアルバム『ワイアレス・ワールド』が、4月23日(土)に開催されるRECORD STORE DAYで発売されます。
ロウが1978年に発表した1stソロ・アルバム『ジーザス・オブ・クール』は、アメリカでの発売元だったコロンビアが“ジーザス”という単語を使うことに難色を示したため、アメリカでは『ピュア・ポップ・フォー・ナウ・ピープル』のタイトルで発売されました。ロウとスティッフ・レコードのジェイク・リヴィエラはアルバム・タイトルが二つあることで混乱を招くことをプロモーションになると考え、さらに混乱を招こうとある新聞のインタビューでロウはアルバム・タイトルを『ワイアレス・ワールド』であると話しました。
44年の歳月を経て、ついに第三のタイトルで再発されることになったロウの1stアルバムには、英国で発売された『
ジーザス・オブ・クール』の11曲に、『ピュア・ポップ・フォー・ナウ・ピープル』にのみ収録されていた「ハート・オブ・ザ・シティ」のスタジオ・ヴァージョン、シングル曲「ゼイ・コールド・イット・ロック」、タータン・ホード名義で発表した
ベイ・シティ・ローラーズ賛歌「愛しのベイ・シティ・ローラーズ・ショー」の3曲を追加した全14曲を収録しています。