歌手、声優、女優、作詞、エッセイ執筆などマルチな活動を続ける
坂本真綾が、4月より放送がスタートするTVアニメ2作品、『であいもん』と『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』の主題歌を担当することが発表されています。
1作目のTVアニメ『であいもん』は、京都の老舗和菓子屋を舞台にした作品。坂本真綾が担当するのはオープニング・テーマで、タイトルは「菫」(すみれ)。坂本自身が作詞を務めたほか、作品の舞台と同じ京都出身の“
くるり”の
岸田繁が作・編曲を手掛けています。坂本は「くるりは昔から大好きなバンド」と公言しており今回の共作は感慨もひとしお。本楽曲について岸田は、「水滴が落ちた時の波紋のごとく、エネルギーの美しい拡散を歌う真綾さんのヴォーカリゼーションがとにかく素晴らしいです。胎動のような力強さを孕みつつ、この時代に生きる私たちの側にそっと寄り添ってくれる言葉たちは、この楽曲の大きな魅力です」と激賞コメントを寄せています。なお、坂本真綾は本アニメにヒロインの雪平一果の母親・雪平真理役としての出演も決定しています。
坂本が主題歌を務める2作目は、原作シリーズ累計600万部(電子書籍を含む)を突破し、TVアニメ3期目となる人気作品『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』のエンディング・テーマ。タイトルは「言葉にできない」で、こちらは坂本真綾自身が作詞・作曲を手掛けています。「かけがえのない人や場所への感謝の気持ち、心細いときに自分自身を鼓舞するような気持ちを詰め込んで、切ないけど前向きに歩んでいけるような曲になった」と坂本が語る通り、第3期のエンディングを飾るのにふさわしい楽曲に仕上がっています。
[坂本真綾 コメント]「菫」はテレビアニメ『であいもん』の主題歌で、楽曲は昔から大好きなバンド「くるり」の岸田繁さんにお願いし、歌詞は私が書きました。あたたかいメロディに導かれるように、とても穏やかな歌詞が書けたと思います。スミレは日常の中でよく見かける花で、コンクリートの隙間などにも見ることができます。見過ごしてしまいそうな小さな存在ですが、実はとても力強く、身を寄せ合うように集まって咲いている。そんな花の姿と人間の営みを重ねて、このタイトルをつけました。いつまでも歌い続けたいと思える大切な楽曲がまたひとつ増えて幸せです。
「言葉にできない」は、テレビアニメ『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』のエンディングテーマとして私が作詞・作曲を手がけた楽曲です。かけがえのない人や場所への感謝の気持ち、心細いときに自分自身を鼓舞するような気持ちを詰め込んで、切ないけど前向きに歩んでいけるような曲になりました。この春環境が変わって多くの出会いや別れを経験している方には、特にシンパシーを感じてもらえる曲かもしれません。ぜひ聞いてみてください。[岸田繁 コメント]――「菫」の聞きどころについてとても良い曲、素晴らしい歌詞とパフォーマンスです。――坂本真綾の歌、歌詞に対してどう感じたか水滴が落ちた時の波紋のごとく、エネルギーの美しい拡散を歌う真綾さんのヴォーカリゼーションがとにかく素晴らしいです。
胎動のような力強さを孕みつつ、この時代に生きる私たちの側にそっと寄り添ってくれる言葉たちは、この楽曲の大きな魅力です。
ご出身の京都を舞台にした作品に楽曲を提供することについて
京都の人なので、勝手に京都感が出るんじゃないでしょうか。特に意識はしていません。――原作『であいもん』を読んだ感想同級生に和菓子屋の方が多いので、身近なテーマとして楽しく読めました。私も学生の頃、和菓子屋でアルバイトしてました。
『であいもん』はキャラクターも、物語も人肌感があってとても魅力的ですね。――放送を待つユーザーの方へメッセージ私自身も楽しみにしております。皆んなで観ましょう!©RIN ASANO/緑松
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TVアニメ『であいもん』2022年4月6日(水)放送スタート
deaimon.jp■
TVアニメ『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』第3期2022年4月より読売テレビ、TOKYO MX、WOWOW、BSフジ、AT-Xにて放送スタート
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