デビューから四半世紀を経てなお、みずからを改革し、挑戦し続けるディスコ・パンク・バンド、
チック・チック・チック (!!!)の通算9枚目のアルバム『Let it Be Blue』が4月29日(金・祝)に日本先行発売されます。デジタル / ストリーミングの配信リリースは5月6日(金)。このアルバムから新曲「Storm Around The World(ft. Maria Uzor)」が公開中です。
フロントマンのニック・オファーが「俺たちは常に、より奇妙で変なものに向かって突き進んできた。俺たちは挑み続けなければならないんだ」と語るチック・チック・チックの新作は、長年のコラボレーターであるパトリック・フォードがプロデュースを担当。「7、8人のバンドとしてスタートして、これまでは全員ですべてを詰め込んで、できるだけ多くのパーツをはめ込もうとしていた」とオファーが語るように、初期の作品は緻密に構築された過剰な音数が彼らの魅力の一つでしたが、新作では熱量は増し、彼ら独自のグルーヴに満ちているものの、音自体は整理され、隙間のある作品となっています。レゲトン、アシッド・ハウス、テクノ、パンク、ジャズ……といったさまざまな要素がきらめきを保ちながらチック・チック・チックならではの音楽に昇華されています。
タイトルは『Let it Be Blue』。“Let it Be”という悟りではなく、これから先に出会うであろう困難をも受け入れつつ進むという、力強さと明るさにあふれたものとなっています。
国内盤CDには歌詞対訳・解説が封入され、ボーナス・トラック「Fuck It, I'm Done」を含む全12曲を収録。LPはブラック・ヴァイナルの通常盤と、日本語帯・解説書付きの限定盤(ブルー・ヴァイナル)が発売されます。また国内盤CDと日本語帯付限定盤LPは、オリジナルTシャツ付セットも発売されます。
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