5月13日(金)に全国公開、Netflix版として4月28日(木)に全世界配信される超大型アニメ映画『バブル』。本作のOP主題歌を
Eve、ED主題歌をりりあ。が担当することが発表。合わせて、Eveによる書き下ろしOP主題歌を使用した本予告映像が公開されています。
アニメ映画『バブル』は、監督・
荒木哲郎(『
進撃の巨人』)、脚本・
虚淵玄(『
魔法少女まどか☆マギカ』)、キャラクターデザイン原案・
小畑健(『
DEATH NOTE』)、音楽・
澤野弘之(『
プロメア』)、アニメーション制作・WIT STUDIOという超強力な布陣でお届けする超大型アニメーション映画。声優陣には、主人公・ヒビキ役に
志尊淳、バブルを調査する科学者・マコト役に
広瀬アリス。また、荒木監督作品で重要なキャラクターを担当してきた
宮野真守、
梶裕貴、
畠中祐、
千本木彩花、
井上麻里奈、
三木眞一郎ら人気実力派声優たちも出演。超豪華スタッフ×超豪華キャストによって生み出された新たな作品に大きな注目が集まっています。
本作のOP主題歌は、YouTubeチャンネルの登録者数370万人以上、総再生回数は15億回を突破。インターネット・シーンだけでなく日本を代表するトップアーティストとなったEveによる新たな書き下ろし楽曲「Bubble feat.Uta」に決定。アップ・テンポで疾走感あふれる曲調は、映画内で繰り広げられるバトルクールや、ヒビキとウタに待ち受ける壮大な運命を予感させる仕上がりになっています。主題歌の制作についてEveは「『荒木哲郎×虚淵玄×小畑健×澤野弘之』自分の好きが集結したような空間に、歌でご一緒させて頂き感慨深い気持ちです。ピュアで優しくて、臨場感溢れるこの作品に今回書き下ろした『Bubble』という楽曲は今までみたことのないようなところにまで連れていってもらえたような気がします。壮大で美しい世界観と、目が離せないアクション、個性豊かなキャラクター達。熱量のあるこの作品に自分も関わることができて幸せです。是非劇場で体感してみて下さい。パルクールかっこいい!」とコメント。荒木監督は「かねてライヴなども見せて頂いていたので、お仕事をお願いするなんて贅沢すぎる方ながら、いざ決まった時には何か『必然』と感じる部分すらありました。そもそもEveさんが表現するような世界こそが、今回自分が表現すべき目標としていたものだったからです」と、本作にとっても彼の存在がいかに重要だったかを話しています。
そして、本作のED主題歌とヒロインのウタ役として声優デビューを果たすなど、Z世代から圧倒てきな支持を集めるりりあ。が大抜擢。りりあ。が手がけるED主題歌「じゃあね、またね。」はりりあ。演じるUtaの心情と思わず重ねてしまうような、寄り添いながらも儚くも切ない楽曲に仕上がっています。そしてこれまでの自身のイラストをモチーフにしていたヴィジュアルから一転し、Margt(PERIMETRON)がアートディレクターを担当し、映画『バブル』からインスパイアを受けた、儚くも幻想的で美しいアートワークとなっています。
りりあ。が演じるのは、本作の物語の重要なカギを握るヒロイン・ウタ。物語の舞台は、世界に降り注いだ泡〈バブル〉で重力が壊れてしまった東京。家族を失った一部の若者たちは、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルをして日々を過ごしていました。ある日、危険なプレイスタイルで注目を集めていたエースのヒビキ(CV.志尊淳)は、無軌道なプレイで重力が歪む海へ落下してしまいます。そこに突如現れた、不思議な力を持つ少女ウタが彼の命を救います。驚異的な身体能力を持つウタは、なぜかヒビキと2人だけに聴こえるハミングをきっかけに、徐々にヒビキと心を通わせていきます。その後、再び東京で降泡現象がはじまり、降り注ぐ未知の泡に沈没の危機に陥る中、泡が奏でるハミングを聴きとったウタは、突然ヒビキの前から姿を消してしまいます…。なぜ、ウタはヒビキの前に現れたのか、2人は世界を崩壊から救うことができるのか。2人の運命が、世界を変える驚愕の真実へとつながる物語。
当初はED主題歌のみの担当として白羽の矢がたったのですが、荒木監督は「ご本人の話し声や柔らかいムードが心地よく、それはヒロインのウタというキャラクターに求めているものそのものでしたので、思わず声までお願いしてしまいました」とコメント。“普段素顔を明かさずに活動するミステリアスさ”、“世間を魅了するほどに優しく心に染み入ってくるピュアな歌声”を併せ持つ彼女が、まさにヒビキたちと出会ったばかりの“言葉も知らず謎多き存在”でありながら、“ピュアな言動でチームにすぐに馴染んでいく”ウタの姿にピタリとハマり、まさかのヒロイン声優への大抜擢に至った経緯を明かしています。本作の企画・プロデュースの
川村元気も「彼女が本作『バブル』のヒロイン・ウタと重なった。部屋の中からまだ出てきていない未知の存在、その無垢な声。彼女にエンディングソングを歌ってもらい、かつヒロインの声もやってもらったら面白いのではないかと思った」と、荒木監督と同様にヒロインのウタとりりあ。のイメージが重なるという、運命の出会いであったことを明かした上で、「果たして映画は完成し、賭けは大きく成功したと確信している。ラストシーンの彼女の声は、観客の耳にいつまでも残るはずだ」と、「『
君の名は。』の
上白石萌音」「『
天気の子』の
森七菜」「『
竜とそばかすの姫』の
中村佳穂」と、これまで自身のプロデュース作品で生み出してきた数多くのヒロインに続く、ニュー・ヒロインの誕生を期待させるコメントを寄せています。
今回、初声優ながらヒロイン・ウタ役の声優に大抜擢されたことを受けりりあ。は、「最初は主題歌のお話だと聞いていたのでやりたい!と即答しました。その後にヒロイン役のお話を聞いて私が声優?!無理!出来るわけない!という気持ちと楽しそう!やってみたい!の気持ちが行ったり来たりで大騒ぎでした。このような壮大な企画だと知ったのは、ヒロイン役も決まった後のことでした。初めて台本を読んだ時、ウタの気持ちとリンクしすぎて泣きまくりました。今でも思い出して泣けるくらいウタに感情移入できたので初めてのアフレコでしたがあの時はちゃんとウタが心の中にいた気がします」と喜びのコメント。まだ明かされていない書き下ろしのED主題歌楽曲「じゃあね、またね。」も一体どのようなメロディで映画の世界を彩ってくれるのか、ヒロイン・ウタの声とともに注目したいところです。
[コメント](りりあ。に関して)
EDテーマ曲担当の方としてご紹介を受けましたが、ご本人の話し声や柔らかいムードが心地よく、それはヒロインのウタというキャラクターに求めているものそのものでしたので、思わず声までお願いしてしまいました。
聞いてもらえばわかりますが、どこかにいそうでどこにもいない、妖精のような存在感にハッとすると思います。そして何よりED曲が、映画の満足度を何十倍にも高めてくれています。ていうか聞けば誰もがそう思う話なんで、自分がわざわざ言うまでもない話なんで、とにかく早く聞いて頂きたいです!
(Eveに関して)
もともとEveさんの「僕らまだアンダーグラウンド」のMVを本編映像の参考にさせて頂いており、(素晴らしい曲と映像です。必見!)かねてライヴなども見せて頂いていたので、お仕事をお願いするなんて贅沢すぎる方ながら、いざ決まった時には何か「必然」と感じる部分すらありました。そもそもEveさんが表現するような世界こそが、今回自分が表現すべき目標としていたものだったからです。
それはたぶん、世の中の重たさとか憂鬱を引き受けつつもすり抜けて、軽快にジャンプする感じだと思います。そんな疾走感あふれるOP曲を、映画の冒頭で皆さんにお聴きいただきます。聴いてしまったら、もう観るのをやめられませんよ!――荒木哲郎監督すごい歌い手がいるとの噂を聞いた。初めてTikTokのアプリをダウンロードして、そこで、りりあ。さんに出会った。
自宅の部屋からアコギ一本で届けられる、素晴らしい声、音楽的感覚。まさに新時代のアーティストの登場を目撃した気がした。
そのときふと、彼女が本作『バブル』のヒロイン・ウタと重なった。部屋の中からまだ出てきていない未知の存在、その無垢な声。
彼女にエンディングソングを歌ってもらい、かつヒロインの声もやってもらったら面白いのではないかと思った。荒木哲郎監督も、その賭けに乗ってくれた。
ウタというヒロインは、赤子のように主人公・ヒビキの前に現れ、そして次第に人間として様々な感情を得ていく。そのウタの成長過程をそのまま、りりあ。さんが体現してくれるのではないかと期待してお願いした。りりあ。さんは勇気を持って、受けてくれた。懸命にウタを演じてくれた。果たして映画は完成し、賭けは大きく成功したと確信している。ラストシーンの彼女の声は、観客の耳にいつまでも残るはずだ。――川村元気プロデューサー©2022「バブル」製作委員会