ロキシー・ミュージックのメンバーとして音楽シーンに登場し、自身の活動と、
デヴィッド・ボウイ、
U2、
トーキング・ヘッズなどのプロデュース作で時代を切り拓いてきた
ブライアン・イーノ(Brian Eno)が、音と光の展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」を6月3日(金)から8月21日(日)まで、京都・京都中央信用金庫 旧厚生センターで行ないます。
イーノは音楽活動と並行して、光や映像を使ったヴィジュアル・アートを作り続け、世界各地で展覧会やインスタレーションを行なってきました。今回の展覧会では、途絶えることなく変化する音と光の空間芸術作品『77 Million Paintings』や、室内に置かれた多くのさまざまなスピーカーが発し、ユニークな音響を体験できる『
ザ・シップ』といった彼の代表作などが、築90年の歴史ある建築を丸ごと使って展示されます。
アンビエント・ミュージックの創始者であり、ヴィジュアル・アートのパイオニア、環境問題・人権問題にも取り組んできたイーノは「ありきたりな日常を手放し、別の世界に身を委ねることで、自分の想像力を自由に発揮することができるのです」と語っています。
Photo by Cecily Eno