公開となった特報映像は、妻夫木自らナレーションを担当し「僕たちは誰かを好きになる時、その人の何を見ているのだろう――。その人の何を愛するのだろう――」という、意味深な言葉から幕を開けます。その後場面が転換し、エルヴィス・プレスリーの名曲「Can't Help Falling In Love」のカヴァー曲とともに、里枝(安藤)が“ある男”大祐(窪田)と、ともに過ごした幸せな日々が映し出されます。しかし、大祐が不慮の事故で亡くなってしまい、“愛したはずの夫が、別人だった”という衝撃の事実が明かされるところから物語は一変。“ある男”は一体誰だったのか、なぜ別人になりすましていたのか、という謎を残し、次の展開がますます気になる特報映像となっています。なお、映像後半に流れる劇伴音楽は、台湾の室内楽アンサンブル・グループ“Cicada”が担当。日本映画へ初参加となるCicadaの創り出す音楽は、映画本編でも人物やシーンをより深く印象付けます。