シンガー・ソングライターのルーマー（Rumer）が、未発表曲、アウトテイクなどをまとめるアルバム『B SIDES & RARITIES VOL.2』を4月27日（水）に発表します。収録曲から、未発表曲の「Roses」と「Old-Fashioned Girl」が公開されています。

　このアルバムは、2015年にリリースされた『B Sides and Rarities Vol.1』の続編ともいえるもの。2曲の未発表曲は2014年のアルバム『イントゥ・カラー』の時期に書かれたもので、「Old-Fashioned Girl」は「世界中を忙しく旅していた時に、もっと家にいたい、という願いを持って書かれた曲」とルーマーは語っています。

　バート・バカラック作曲の「Wives and Lovers」「The Windows of The World」「Anyone Who Had A Heart」は、2016年のアルバム『This Girl's in Love（A Bacharach & David Songbook）』、「Mona Lisas and Mad Hatters」と「I Wanna Roo You」の2曲は2012年のアルバム『Boys Don't Cry』のそれぞれアウトテイク。

　ジェローム・カーンとオスカー・ハマースタイン2世が書いた「The Folks Who Live on The Hill」はペギー・リーの代表曲のひとつで、彼女の100歳の誕生日を記念してレコーディングされました。「My Lover Lies Under」は映画のためにアトランティック・レコードから依頼されレコーディングしたものの使用されなかった楽曲。

　その他、新しく美しいアレンジでレコーディングされたビー・ジーズのカヴァー「How Deep Is Your Love」、2013年に米ロサンゼルスでレコーディングされたカーリー・サイモンの「You're The One」、ロックダウン時にレコーディングされたカントリー・ソングの「Where've You Been?」、2020年のアルバム『Nashville Tears（The Songs of Hugh Prestwood）』完成後にレコーディングされたヒュー・プレストウッド作曲の「Never Arrive」が収録されます。