石川さゆりが、4月20日(水)にデビュー50周年シングル第2弾「
虹が見えるでしょう」、5月18日(水)に待望のコラボ・シリーズ・アルバムの新作『
X-CrossIV-』をリリース。
石川は3月25日にデビュー50周年を迎え、当日は地元・熊本の熊本城ホールにてコンサートを開催しました。デビュー50周年記念シングル第1弾「残雪」を発売したばかりでしたが、早くも4月にシングル、5月にアルバムの発売を発表。異例の3ヵ月連続リリースにファンにとっては大きなサプライズとなったようです。
気になる新作はなんと
東京スカパラダイスオーケストラの
NARGOと
谷中敦とコラボレーションした「虹が見えるでしょう」。さまざまなジャンルの曲を歌ってきた石川ですが、今作は非常にアップ・テンポで早くも夏を思わせる軽快なサウンドとなっています。
特設サイトにてティザー映像も公開されています。今回のコラボレーションの作品に対して石川は「今年は50周年ということで、たくさんの自分のカラーを届けていきたい。NARGOさんと谷中敦さんと制作にあたり、夜中までLINEなどでさまざまな会話をしながら作りあげました。沢山話していても、スタジオに実際に入ると多いもよらない自分の中の細胞が動き出すのが肌で感じられて、とても楽しいレコーディングでした」と語っています。公開されたジャケットは、赤いドレスに身を包んだコケティッシュな石川が印象的なものとなっており、すでにファンからは「素敵すぎる」「最高」と声が寄せられています。
そして、新作を出すごとに話題を呼んでいるアルバム『X(くろす)』シリーズの新作となる『X-CrossIV-』は、大人が聴く「X」。エルダー層へ向けて制作した本作は、おもに
阿木燿子 /
宇崎竜童の黄金タッグから始まり、
布袋寅泰・
亀田誠治らとのコラボレーションが実現。石川は「とにかく“歌”ってこんなに楽しいんだ!と聞いてくださる皆様に作品を通して伝えていきたい」と意気込みを語っています。毎回話題を呼んでいるジャケットは先日発表されたクリエイティブ・ディレクター
箭内道彦が率いる東京藝術大学美術学部デザイン科第2研究室の学生らが制作するとのことです。
また、デビュー日に行なわれた熊本公演〈デビュー50周年記念コンサート〜ただいま故郷(ふるさと)〜〉では、デビュー日の1973年3月25日も熊本でコンサートを行なったことを振り返りながら、「ただいま!今日が50周年の1日目です!お越しいただきありがとうございます」と挨拶、「津軽海峡・冬景色」「天城越え」をはじめ、自身の代表作を中心に歌唱。「誰にでも心にふるさとがある。そんなふるさとを思い出しながら加藤登紀子さんと作った曲です」と新曲「
残雪」を歌唱。壮大な迫力のあるステージに、会場からは自然と大きな拍手が沸き起こりました。また、途中くまモンが花束を持って駆けつける場面も。「こうして50周年を迎えられることをうれしく思います!」と満面の笑みで喜びを語りました。
10月には東京・NHKホール、11月には大阪・フェスティバルホールで50周年記念リサイタルの開催も発表。盛りだくさんな石川さゆりの50周年となりそうです。