地上に戻るまで決して振り向いてはならないとの条件のもと、亡くなった妻を連れ戻しに詩人オルフェウスが冥界へ下りていく、ギリシャ神話のオルフェウス伝説をもとにした
グルック作曲のオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』が、5月19日(木)から5月22日(日)まで東京・新国立劇場で上演されます。公演は全3幕でイタリア語での上演。日本語と英語の字幕が付きます。
『オルフェオとエウリディーチェ』は、芸術監督・大野和士のラインナップの大きな柱であるバロック・オペラの新国立劇場での初公演。深い美意識で世界に名を馳せる舞踊家・
勅使川原三郎が演出、新時代のバロック奏者として獅子奮迅の活躍を見せる
鈴木優人が指揮を担当。オルフェオ役は、「カウンターテナーの王者」と評され、艶やかな声を武器に世界各地を飛び回るローレンス・ザッゾ、エウリディーチェにドイツで活躍するソプラノのヴァルダ・ウィルソン、愛の神アモーレに軽やかな美声と演技で魅了するソプラノの
三宅理恵が出演するほか、アレクサンドル・リアブコ、佐東利穂子ら勅使川原の信頼厚いダンサーが出演します。