2022年にレコード・デビュー50周年を迎える歌手・
郷ひろみ(66)のコンサート・ツアー〈Hiromi Go 50th Anniversary Celebration Tour 2022〜Keep Singing〜〉が、4月17日のサンシティホール公演(埼玉県越谷市)からスタートしました。
1972年8月1日に、シングル「
男の子女の子」(作詞:
岩谷時子 / 作曲:
筒美京平)でレコード・デビューを果たした郷。同曲で『第14回日本レコード大賞』新人賞を受賞し、瞬く間にトップアイドルの仲間入りを果たしました。その後も「よろしく哀愁」や「ハリウッド・スキャンダル」など数多くの名曲をリリースし、昭和後期を代表する人気歌手へと成長。平成に入っても「
僕がどんなに君を好きか、君は知らない」、「
言えないよ」、「
逢いたくてしかたない」の“バラード3部作”を立て続けにヒットさせたほか、「
GOLDFINGER'99」の大ヒットにより、世代を超えて愛されるカリスマシンガーの地位を確立させました。デビュー以来、リリースされたシングルは実に106枚を数えます。
デビューから半世紀を迎えた現在もなお、その地位に甘んじることなく、毎年精力的な全国ツアーを展開する郷。〈Keep Singing〉と名付けられた今回のツアーでは、ステージ全体を多層のモニターで構成し巨大な映像と楽曲をシンクロさせるなど、最新技術を駆使したゴージャスなショーで会場に集まった1,600人超の観客を魅了しました。
言うまでもなく、キレのあるダンスパフォーマンスと艶やかな歌声は健在。オープニングから「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-」や「お嫁サンバ」など、自身の代表曲を惜しげもなく連発。さらに、バラード・ナンバーの「言えないよ」といった誰もが知るヒット曲から、久々に歌う隠れた名曲まで全16曲を、50年の歩みを噛み締めるかのように熱唱しました。またその日の気分で決まる“日替わり曲”のコーナーを設けるなど、心憎い演出もみせてくれました。
「ファンの皆さんの支えによって、歌手・郷ひろみとして50周年を迎えた今、こうして会場で皆さんと同じ時間を過ごせていることを、本当に有難く思っています。僕一人の力だけでは、この大きな節目を迎えることはできませんでした。これからも郷ひろみとして生きる以上は、熱い気持ちと支えてくれる皆さんへの感謝を忘れずに、50年分の誇りを胸に、いつまでも歌い続けていきたいです」
と、レコードデビュー50周年への想いと今回のツアーに対する決意を語った郷。10月28日(金)に東京国際フォーラム ホールAで行なわれる最終公演まで続く、全国59ヵ所を巡るツアーで築かれるに違いない、新たなる伝説をぜひ目撃してください。