Shiver of Frontierが、3rdアルバム『
Faint Hope to the Reality』を5月27日(金)にリリース。
2010年春頃、メロディを重視したキャッチーかつ本格的なメロディック・パワー・メタル・バンドを目指し、元々別バンドで共に活動していたAkihiro(g)、Kouta(b)、Takazumi(key)により結成。まもなくしてMinaki(vo)、Hayate(g)、Yamato(ds)が加入、ハイトーン・ヴォーカルとツイン・リード・ギターを擁した6人編成で活動を開始。バンド名“Shiver of Frontier”に含まれる“Shiver”という単語は“戦慄”という意味ですが、“旋律(メロディ)”という裏の意味も込められています。
2011年秋頃、初のデモ音源「Hope of Eternity」を制作、ライヴ会場限定で発売。その直後TakazumiとYamatoが一身上の都合により脱退してしまいますが、2012年には新作の制作に着手、2013年春頃、楽曲に更にシンフォニックなアレンジを加えた2ndデモ「Hope of Eternity/Lost Tears」を発表。
その後2014年から2015年に掛けて1stアルバムのレコーディングに着手し、2016年にはBlack-listed Recordsと契約。当初から掲げているメロディ重視の音楽性はそのままに、よりシンフォニックに、より劇的に進化した1stアルバム『
Memory of Destiny』を2016年5月にリリース。2017年に入り、2ndアルバムの構想を練りつつ、その先駆けとなるミニ・アルバムの制作を開始、前作の方向性を受け継ぎつつ、メンバー全員が作曲に携わる事により更にバラエティーに富んだミニ・アルバム『
Crystal in My Heart』を同年11月にリリース。2018年、新作のレコーディングを開始し、メロディック・パワー・メタルとしての深みを増した2ndアルバム『
Can You See The World?』を2019年8月にリリース。その後、新メンバーに妙-tae-(ds)を迎えてライヴ活動を行ないますが(それまではサポートドラムで活動)、2020年にHayateが一身上の都合により脱退。
2022年、Ryo(g)、Nobuaki(key)が加入。約2年間の制作期間を経て、3rdアルバム『Faint Hope to the Reality』を同年5月27日に(金)リリースします。
本作はこれまでのShiver of Frontierの音楽性を踏襲しつつも、新加入の3名のメンバーのポテンシャルを最大限引き出した、新章の幕開けに相応しい渾身の完成度となりました。ミックス・マスタリングはCrunch Studioの石野洋一郎が手掛け、本格的なオーケストラ・アレンジを取り入れたメロディック・パワー・メタルが、より強力なサウンドへと昇華した作品に仕上がっています。