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次世代アーティスト“由薫”、Toru(ONE OK ROCK)プロデュース楽曲が『シャーロック』劇場版主題歌に

2022/04/28 12:43掲載
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次世代アーティスト“由薫”、Toru(ONE OK ROCK)プロデュース楽曲が『シャーロック』劇場版主題歌に
 次世代の新人アーティスト“由薫”が歌うToru(ONE OK ROCK)プロデュースの楽曲「lullaby」が、6月17日(金)公開予定の映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』の主題歌に決定。本楽曲が使用された映画の最新予告映像も公開されています。

 本映画は、ディーン・フジオカ岩田剛典の共演が話題を呼んだフジテレビ系列月9ドラマ『シャーロック アントールドストーリーズ』の劇場版。監督を務めるのは、『容疑者Xの献身』『昼顔』など、人間の内面を鋭くえぐる緻密な映像表現に定評がある西谷弘。主題歌については、「ある登場人物の心の叫びを描くレクイエムのような主題歌を」というイメージのもと、西谷が制作をToruに依頼。現在も都内のライヴハウスを中心に音楽活動をしているシンガー・ソングライターの由薫の癒しの歌声に、Toru、西谷監督、映画プロデューサーが惚れ込み、今回の起用が実現しました。

 異例の大抜擢となった新人の由薫は、2000年生まれの沖縄出身。幼少期をアメリカ、スイスで過ごした経験があり、英語と日本語をマルチに操るバイリンガルでもあります。テイラー・スウィフトを始めとする国内外の“シンガー・ソングライター”の存在をきっかけに、15歳で初めてギターを手にし、17歳でオリジナル楽曲の制作を開始しました。彼女の生み出す音楽は、アコースティックなものから時にはロックテイストな楽曲まで、ジャンルは多岐に渡り、経験からくるグローバルなセンスも魅力のひとつとなっています。

 主題歌「lullaby」は、ONE OK ROCKのToruが楽曲プロデュース、作詞には由薫も参加。映画の登場人物の心情の想像を掻き立てて、切なさと共に何とも表現し難い感情に誘う楽曲です。曲全体を通して、まるで心臓の鼓動のように響きながら刻まれるリズムは、物語の展開への緊張感をより一層感じさせ、壮大に鳴り響くロックテイストなメロディに由薫の透明感にあふれた瑞々しい歌声が加わり、西谷監督にも「最初のデモにして胸をドンと突かれたのは初めての経験」と言わしめた、聴く人の心を震わせる楽曲に仕上がっています。由薫は同曲でユニバーサルミュージックより6月にメジャー・デビューすることも決定しています。

[コメント]
身に余るチャンスをいただき、私なりに必死に映画に寄り添おうとしていたつもりが、気づけばこの映画が、そして「lullaby」が私に寄り添ってくれていました。大切なこの曲が、飛び立って、必ず皆さんに届きますように。
――由薫

人間の根底にある強く生きたいという気持ち、離れることのない絆や魂、この映画の作品に寄り添いつつ由薫の持つ繊細でどこか切なさがある声を引き出すことでこの曲が生まれました。
日本からまた1人、新たなシーンを作り出してほしいなと今後も楽しみにしています。

――Toru(ONE OK ROCK)

映画音楽の制作に携わり、最初のデモにして胸をドンと突かれたのは初めての経験でした。昨今、より複雑で難解な楽曲が流行る中、届いたのは力強くも繊細なストレート。それ故に高いクオリティが求められた曲が心に響いたのです。ネタバレにもなるので多くは語れませんが、オーダーは一人の登場人物の心の叫びで“レクイエム”とお願いしました。対して音楽家は“ララバイ”と応えてくれました。ラストシーンを観てもらえればわかると思いますが、音楽家は監督以上に人間を捉え、人の絆にも輪郭を与え、登場人物の心を解放してくれたのです。Toruさん、由薫さん、スクリーンに切なくも愛しい息吹きを注ぎ込んでいただき心から感謝しております。
――西谷弘監督

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©2022「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」製作委員会

由薫 official site
yu-ka.jp

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』
2022年6月17日(金)公開
baskervilles-movie.jp
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